2011.08.07 SP 桂冠詩人の世界「広島 － 青年の栄冠の舞台」
さあ！
闇を突き抜け
尊き汗と疲労の 行く手には
夢に見た 新世紀の
我らの黄金の舞台が
待っている
青年よ！
頭(こうべ)を上げよ
胸を張れ
君たちよ！
すべての陣頭に立って
我自身の証(あかし)を叫べ
青年は
何ものにも負けない
負けない ということが
勝利であるからだ
青年は 断じて屈しない
いかなる境遇にあっても
心が屈しなければ
そこに 栄冠の舞台が
待っているからだ
さあ！
見ていてくれ給え
私が 目覚めれば
私が 本源の力を出せば
必ず 新しき時代が生まれ
革命の朝(あした)が来る！
殺伐と 過ぎゆく世紀よ
重い悔恨の痛手に
不安と悲嘆にあえぐ魂
悪魔の兵器に震え
混沌たる暗雲に
たじろいだ 黒い世紀末よ
古びた世紀は
破壊の 銃声と爆音が
逃げ惑う 母と子の悲鳴が
楽譜に飛び散っている
「おお友よ
こんな調べではなく！」
（ベートーヴェン）
人類の傷ついた歴史は
力強い青年の歌声で蘇る
真実の“新しき世紀”は
真正の“新しき青年”たちが
宇宙に響きわたる
大演奏の指揮を 執るのだ
歌え！ 君も
舞え！ 君も
踊れ！ 共に
壮大にして 荘厳なる
前奏曲の幕は 開いた
若き英雄の
大交響楽団の演奏は
すでに 始まったのだ
鐘は鳴った
帆を張れ！
錨を上げよ！
さあ 無限に続く大道を
栄光の星に包まれて
青年たちの旅立ちだ！
三世(さんぜ)の同志(とも)よ
勝利のために 準備はいいか
細心の注意を忘れるな
岸壁を離れたら
もう 後ろを振り向くな
さあ！
鯱(しゃち)の如く
大海に躍り出でよ！
大波も 揺りかごと思え
勝利と成功のための
度胸を 断じて忘れるな！
君よ！
君たちょ！
多くの敵も味方も
平和と幸福の彼岸に
間違いなく
一人ももれなく
到達させてゆくのだ！
「翻(ひるがえ)れ青年の旗」より
************************************************************
１９９５年１０月１５日、広島県立総合体育館で、第１４回「世界青年平和文化祭」が開催された。被爆から５０年、そして、国連創設５０周年。ヒロシマは、原爆の悲劇から不死鳥のごとくよみがえった。
ガリ国連事務総長（当時）から祝福の言葉が寄せられた。「この素晴らしい祭典は、広島の惨劇、ならびにサンフランシスコにおける国連憲章の誕生から半世紀が過ぎたことを記念するばかりではありません。それはまた、近代の歴史の転換期を画するものでありましょう」
軍部政府と戦い、獄死した牧口常三郎初代会長。戦後の焼け野原に一人立ち、平和への闘争を開始した戸田城聖第２代会長。その魂を受け継ぎ、世界１９２ヵ国・地域に善の連帯を広げた池田大作名誉会長。
創価の師弟を貫く恒久平和の魂。そのバトンは今、青年に託された。極善(ごくぜん)に生きる青年さえいれば、平和の扉は開かれる桂冠詩人は、躍動する若人の雄姿を焼きつけるようにシャッターを切った。
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さあ！
闇を突き抜け
尊き汗と疲労の 行く手には
夢に見た 新世紀の
我らの黄金の舞台が
待っている
青年よ！
頭(こうべ)を上げよ
胸を張れ
君たちよ！
すべての陣頭に立って
我自身の証(あかし)を叫べ
青年は
何ものにも負けない
負けない ということが
勝利であるからだ
青年は 断じて屈しない
いかなる境遇にあっても
心が屈しなければ
そこに 栄冠の舞台が
待っているからだ
さあ！
見ていてくれ給え
私が 目覚めれば
私が 本源の力を出せば
必ず 新しき時代が生まれ
革命の朝(あした)が来る！
殺伐と 過ぎゆく世紀よ
重い悔恨の痛手に
不安と悲嘆にあえぐ魂
悪魔の兵器に震え
混沌たる暗雲に
たじろいだ 黒い世紀末よ
古びた世紀は
破壊の 銃声と爆音が
逃げ惑う 母と子の悲鳴が
楽譜に飛び散っている
「おお友よ
こんな調べではなく！」
（ベートーヴェン）
人類の傷ついた歴史は
力強い青年の歌声で蘇る
真実の“新しき世紀”は
真正の“新しき青年”たちが
宇宙に響きわたる
大演奏の指揮を 執るのだ
歌え！ 君も
舞え！ 君も
踊れ！ 共に
壮大にして 荘厳なる
前奏曲の幕は 開いた
若き英雄の
大交響楽団の演奏は
すでに 始まったのだ
鐘は鳴った
帆を張れ！
錨を上げよ！
さあ 無限に続く大道を
栄光の星に包まれて
青年たちの旅立ちだ！
三世(さんぜ)の同志(とも)よ
勝利のために 準備はいいか
細心の注意を忘れるな
岸壁を離れたら
もう 後ろを振り向くな
さあ！
鯱(しゃち)の如く
大海に躍り出でよ！
大波も 揺りかごと思え
勝利と成功のための
度胸を 断じて忘れるな！
君よ！
君たちょ！
多くの敵も味方も
平和と幸福の彼岸に
間違いなく
一人ももれなく
到達させてゆくのだ！
「翻(ひるがえ)れ青年の旗」より
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１９９５年１０月１５日、広島県立総合体育館で、第１４回「世界青年平和文化祭」が開催された。被爆から５０年、そして、国連創設５０周年。ヒロシマは、原爆の悲劇から不死鳥のごとくよみがえった。
ガリ国連事務総長（当時）から祝福の言葉が寄せられた。「この素晴らしい祭典は、広島の惨劇、ならびにサンフランシスコにおける国連憲章の誕生から半世紀が過ぎたことを記念するばかりではありません。それはまた、近代の歴史の転換期を画するものでありましょう」
軍部政府と戦い、獄死した牧口常三郎初代会長。戦後の焼け野原に一人立ち、平和への闘争を開始した戸田城聖第２代会長。その魂を受け継ぎ、世界１９２ヵ国・地域に善の連帯を広げた池田大作名誉会長。
創価の師弟を貫く恒久平和の魂。そのバトンは今、青年に託された。極善(ごくぜん)に生きる青年さえいれば、平和の扉は開かれる桂冠詩人は、躍動する若人の雄姿を焼きつけるようにシャッターを切った。
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