2010.01.18 SP 新時代第36回本部幹部会・全国婦人部グループ長大会〔上〕
「断じて、戦い勝つ自分たれ!
戦い勝つ創価学会たれ!
大勝利のために、前進、前進の創価学会たれ!」
人生は戦いである。
戦い勝つ人は幸福だ。晴れ晴れとして、朗らかだ。
ゆえに、この一年も、断じて戦い勝つ、一人一人であってください!
日蓮大聖人は「仏法と申すは勝負をさきとし」 (御書1165ページ)と結論さ
れた。
立派な経典があっても、負けて不幸であれば何にもならない。真実の仏法の実
践者は、三世を貫く絶対の力を発揮していくのだ。
戦って勝つ人間。そこから仏法は始まる。最後も、そこに帰着する。
この創立80周年。
君も幸福勝利を!
我も前進勝利を!
君も我も、ともどもに断固と勝ち続け、笑顔の毎日であれ! ── と申し上げたい。
そして、広宣流布の達成のため、「1千万の鉄の団結の創価学会」でいこう! 頼むね、青年部!
いいね。青年部がいるから、安心だ。
今、広布の戦いを、若い皆さんが担い、頑張ってくれている。皆さんの奮闘は
全部、知っています。
いかなる団体も、リーダーが気取りを捨てて、真剣に戦ってこそ、皆も奮い立つ。要領や口先だけで、厳しい現実を勝ち抜けるはずがない。
死にものぐるいで、皆のために働く。皆に喜んでもらう。そのための指導者だ。
私自身、そうやって戸田先生のもとで戦い、常勝の歴史を築いてきたのである。
――――――――
求道の友を心から讃えよ
――――――――
仕事を持ちながら、はるばる海を越えて、会合に、広布のために来てくださる。偉いではないか。
求道の魂を燃やし、喜び勇んで、遠い道のりも駆けつける。
この心があるから、学会は強いのだ。断じて当たり前と思ってはいけない。温かくねぎらい、最大にほめ讃えていくのが、真の仏法である。
「ありがとう、ありがとう」と、真心こめて握手をする。「力の限り、何でも
応援します」 ── そういう心で迎えていくのだ。
――――――――――
常に寄り合って励ましの対話を
――――――――――
ドイツの文豪ヘッセは、何事も「その土地になくてはならず、根づいており、だからこそ美しい」ものと知れと述べている(高橋修訳「旅について」、『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集第4巻』所収、臨川書店)。
地域に根づいた、なくてはならない人こそ神々しい。まさに婦人部の皆様である。
尊き女性の門下たちに対して、日蓮大聖人は、仏法の真髄を明快に示していかれた。
ある時は、千日尼と国府(こう)尼に対して、「同心」の二人であるから、一緒に ── との言葉を添えて、大激励の手紙を贈られた(御書1324ページ)。
またある時は、同志と“常に寄り合って”、この手紙をご覧なさい、と綴られている(同1114ページ)。 大聖人は、身近な友と仏法を語り合い、常に励まし合っていく大切さを教えられた。
ここに「歓喜」があり、「功徳」がある。
ここに「幸福」があり、「正義」がある。
ここに「友情」があり、「希望」がある。
戸田先生が、こう語っておられた。
「偉大な芸術家は、まことに心が若い。まるで青年のような、乙女のような、
若々しい生命力をもっている。
皆、人生の名優たれ!」
創価の宝の芸術部は、皆、生き生きと若々しい、最高峰の生命の名優である。
学会の誇りだ。
太陽のごとく明るく、富士のごとく悠然と、わが人生の劇で勝利していただきたい。
芸術部が立てば、十人力、百人力、いな、それ以上である。
芸術部の皆さんが、懸命に頑張っているおかげで、学会は一段と伸びている。
「あの人も、大変な中、勇敢に信心に励んでいる。私も、負けずに頑張ろう!」
─ そのように見つめている同志は多い。
芸術部は、偉大な創価の「妙音(みょうおん)菩薩」である。芸術部の栄光輝く一年にと、私たちは皆で祈りたい。
今や、世界が創価の人間主義に熱い期待を寄せている。
ロシアの大地には、光栄にも、私の名を冠した、雄大な自然の大庭園が広がっている。
どうか皆様も、わが胸に、限りない青空を抱き、果てしない大庭園が広がるよ
うな、大いなる心で進んでいただきたい。
―――――――――
「同志を護る!」その『念に栄光
―――――――――
声は力だ。
勇気の声、希望の声が勝ち戦を開く。
声も響かない。光る決意もない。それでは勝利の風を巻き起こすことなどできない。
若き指導者として戦うならば、本気になって題目をあげ、“一人立って学会を護る”という覚悟をもつのだ。
わが信念を叫んで叫んで叫び抜く。
皆が目を見張る、見事な実証を示す。
「さすが!」と言われる人間になるのだ。
題目をあげているのだから、堂々と!
題目をあげている人は、最高の力を持っているのだ。頑張れ!
大切なのは「心」だ。心がどうかは、行動に出る。あらゆる結果に峻厳に現れ
る。「一念三千」である。
広布のために、同志のために尽くし抜く。その一念で戦う。
中国の文豪・巴金(ぱきん)先生は言われていた。
「青年も、すでに力をつけ育ってきた。現在も未来も、すべて青年のものだ。活躍するのは、青年でなければならない」
全員が「青年の心」で進もう! 新しき常勝の陣列を、今こそ築いてまいりたい。
―――――――――――
祈りと努力で最後に勝て!
―――――――――――
スポーツ部の皆さんは、心も体も、日ごろの鍛錬が光っている。堂々たる勇姿
だ。皆さんの健闘は、よくうかがっている。
勝負の世界だから、勝つことも、負けることもある。たとえ敗北しても、「負
けるが勝ち」で前へ進むのだ。
そして、最後の最後には、断じて勝つ! そう心に決めて頑張ってください!
ともあれ、「法華経に勝る兵法なし」である。
君たちは、勝つために生まれてきた。
『絶対に勝つ」ための究極の力が、信心である。
強盛な「祈り」と、これ以上ないという「努力」で、今年も勝ちまくっていた
だきたい。皆で応援しよう! 頑張れ!
―――――――――
戸国大学の誉れ
―――――――――
わが恩師・戸田先生は、何であれ、負けるような人間に対しては厳しかった。
「折伏ができない幹部は、幹部をやめよ」とまで言われた。あの厳愛の指導ありて信心の土台が築かれ、いかなる難をも勝ち越えることができたのだ。
断じて勝ちゆけ!
そう若き皆さんに申し上げたい。
私は戸田先生を守りに護った。先生の理想を全世界に広げた。私ほど、師匠を大事にした弟子はいない。そう自負している。永遠に誇り高い。
それほど師匠を護り抜き、学会を築いていった。 夜学を断念して先生を支えた。その私に先生は、学問の真髄を打ち込んでくださった。まさに「戸田大学」であった。
私は、先生を追い落とそうとした野心家を打ち破り、先生に会長になっていただいた。
広布の戦いが進まなければ、「私がやります!」と打って出た。
あの豪毅な戸田先生が「ありがとう、ありがとう」と言ってくださった。
先生は亡くなられる時も、「大作、よくやってくれたな。大作、大作……」と言われて霊山に旅立だれた。最後まで「ありがとう、ありがとう」と。
これが師弟である。これが創価の人生だ。
若き皆さんも、頑張れ!
かつて対談したイギリスの歴癒家トインビー博士は若い私の前途に期待し、「あなたの師匠は、あなたがいたから、幸せだったと思う」と深い理解を寄せてくださった。
わが青春は権力悪に踏みにじられた。戦争で兄を奪われ、苦しみ抜いた私が、創価学会の第3代会長として立ち上がって50年。 我らの人間主義の連帯を、世界が支持している。絶讃している。
師弟に生き抜けば、どれほど偉大な栄光に包まれるか。若き皆さんは、心に深く刻みつけていただきたい。
妙法は、永遠の、ただ一つの、平和と幸福の法である。
それを広めている学会を護っていただきたい。そのために力をつけてもらいたいのだ。
「断じて、戦い勝つ自分たれ!
戦い勝つ創価学会たれ!
大勝利のために、前進、前進の創価学会たれ!」
人生は戦いである。
戦い勝つ人は幸福だ。晴れ晴れとして、朗らかだ。
ゆえに、この一年も、断じて戦い勝つ、一人一人であってください!
日蓮大聖人は「仏法と申すは勝負をさきとし」 (御書1165ページ)と結論さ
れた。
立派な経典があっても、負けて不幸であれば何にもならない。真実の仏法の実
践者は、三世を貫く絶対の力を発揮していくのだ。
戦って勝つ人間。そこから仏法は始まる。最後も、そこに帰着する。
この創立80周年。
君も幸福勝利を!
我も前進勝利を!
君も我も、ともどもに断固と勝ち続け、笑顔の毎日であれ! ── と申し上げたい。
そして、広宣流布の達成のため、「1千万の鉄の団結の創価学会」でいこう! 頼むね、青年部!
いいね。青年部がいるから、安心だ。
今、広布の戦いを、若い皆さんが担い、頑張ってくれている。皆さんの奮闘は
全部、知っています。
いかなる団体も、リーダーが気取りを捨てて、真剣に戦ってこそ、皆も奮い立つ。要領や口先だけで、厳しい現実を勝ち抜けるはずがない。
死にものぐるいで、皆のために働く。皆に喜んでもらう。そのための指導者だ。
私自身、そうやって戸田先生のもとで戦い、常勝の歴史を築いてきたのである。
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求道の友を心から讃えよ
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仕事を持ちながら、はるばる海を越えて、会合に、広布のために来てくださる。偉いではないか。
求道の魂を燃やし、喜び勇んで、遠い道のりも駆けつける。
この心があるから、学会は強いのだ。断じて当たり前と思ってはいけない。温かくねぎらい、最大にほめ讃えていくのが、真の仏法である。
「ありがとう、ありがとう」と、真心こめて握手をする。「力の限り、何でも
応援します」 ── そういう心で迎えていくのだ。
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常に寄り合って励ましの対話を
――――――――――
ドイツの文豪ヘッセは、何事も「その土地になくてはならず、根づいており、だからこそ美しい」ものと知れと述べている(高橋修訳「旅について」、『ヘルマン・ヘッセ エッセイ全集第4巻』所収、臨川書店)。
地域に根づいた、なくてはならない人こそ神々しい。まさに婦人部の皆様である。
尊き女性の門下たちに対して、日蓮大聖人は、仏法の真髄を明快に示していかれた。
ある時は、千日尼と国府(こう)尼に対して、「同心」の二人であるから、一緒に ── との言葉を添えて、大激励の手紙を贈られた(御書1324ページ)。
またある時は、同志と“常に寄り合って”、この手紙をご覧なさい、と綴られている(同1114ページ)。 大聖人は、身近な友と仏法を語り合い、常に励まし合っていく大切さを教えられた。
ここに「歓喜」があり、「功徳」がある。
ここに「幸福」があり、「正義」がある。
ここに「友情」があり、「希望」がある。
戸田先生が、こう語っておられた。
「偉大な芸術家は、まことに心が若い。まるで青年のような、乙女のような、
若々しい生命力をもっている。
皆、人生の名優たれ!」
創価の宝の芸術部は、皆、生き生きと若々しい、最高峰の生命の名優である。
学会の誇りだ。
太陽のごとく明るく、富士のごとく悠然と、わが人生の劇で勝利していただきたい。
芸術部が立てば、十人力、百人力、いな、それ以上である。
芸術部の皆さんが、懸命に頑張っているおかげで、学会は一段と伸びている。
「あの人も、大変な中、勇敢に信心に励んでいる。私も、負けずに頑張ろう!」
─ そのように見つめている同志は多い。
芸術部は、偉大な創価の「妙音(みょうおん)菩薩」である。芸術部の栄光輝く一年にと、私たちは皆で祈りたい。
今や、世界が創価の人間主義に熱い期待を寄せている。
ロシアの大地には、光栄にも、私の名を冠した、雄大な自然の大庭園が広がっている。
どうか皆様も、わが胸に、限りない青空を抱き、果てしない大庭園が広がるよ
うな、大いなる心で進んでいただきたい。
―――――――――
「同志を護る!」その『念に栄光
―――――――――
声は力だ。
勇気の声、希望の声が勝ち戦を開く。
声も響かない。光る決意もない。それでは勝利の風を巻き起こすことなどできない。
若き指導者として戦うならば、本気になって題目をあげ、“一人立って学会を護る”という覚悟をもつのだ。
わが信念を叫んで叫んで叫び抜く。
皆が目を見張る、見事な実証を示す。
「さすが!」と言われる人間になるのだ。
題目をあげているのだから、堂々と!
題目をあげている人は、最高の力を持っているのだ。頑張れ!
大切なのは「心」だ。心がどうかは、行動に出る。あらゆる結果に峻厳に現れ
る。「一念三千」である。
広布のために、同志のために尽くし抜く。その一念で戦う。
中国の文豪・巴金(ぱきん)先生は言われていた。
「青年も、すでに力をつけ育ってきた。現在も未来も、すべて青年のものだ。活躍するのは、青年でなければならない」
全員が「青年の心」で進もう! 新しき常勝の陣列を、今こそ築いてまいりたい。
―――――――――――
祈りと努力で最後に勝て!
―――――――――――
スポーツ部の皆さんは、心も体も、日ごろの鍛錬が光っている。堂々たる勇姿
だ。皆さんの健闘は、よくうかがっている。
勝負の世界だから、勝つことも、負けることもある。たとえ敗北しても、「負
けるが勝ち」で前へ進むのだ。
そして、最後の最後には、断じて勝つ! そう心に決めて頑張ってください!
ともあれ、「法華経に勝る兵法なし」である。
君たちは、勝つために生まれてきた。
『絶対に勝つ」ための究極の力が、信心である。
強盛な「祈り」と、これ以上ないという「努力」で、今年も勝ちまくっていた
だきたい。皆で応援しよう! 頑張れ!
―――――――――
戸国大学の誉れ
―――――――――
わが恩師・戸田先生は、何であれ、負けるような人間に対しては厳しかった。
「折伏ができない幹部は、幹部をやめよ」とまで言われた。あの厳愛の指導ありて信心の土台が築かれ、いかなる難をも勝ち越えることができたのだ。
断じて勝ちゆけ!
そう若き皆さんに申し上げたい。
私は戸田先生を守りに護った。先生の理想を全世界に広げた。私ほど、師匠を大事にした弟子はいない。そう自負している。永遠に誇り高い。
それほど師匠を護り抜き、学会を築いていった。 夜学を断念して先生を支えた。その私に先生は、学問の真髄を打ち込んでくださった。まさに「戸田大学」であった。
私は、先生を追い落とそうとした野心家を打ち破り、先生に会長になっていただいた。
広布の戦いが進まなければ、「私がやります!」と打って出た。
あの豪毅な戸田先生が「ありがとう、ありがとう」と言ってくださった。
先生は亡くなられる時も、「大作、よくやってくれたな。大作、大作……」と言われて霊山に旅立だれた。最後まで「ありがとう、ありがとう」と。
これが師弟である。これが創価の人生だ。
若き皆さんも、頑張れ!
かつて対談したイギリスの歴癒家トインビー博士は若い私の前途に期待し、「あなたの師匠は、あなたがいたから、幸せだったと思う」と深い理解を寄せてくださった。
わが青春は権力悪に踏みにじられた。戦争で兄を奪われ、苦しみ抜いた私が、創価学会の第3代会長として立ち上がって50年。 我らの人間主義の連帯を、世界が支持している。絶讃している。
師弟に生き抜けば、どれほど偉大な栄光に包まれるか。若き皆さんは、心に深く刻みつけていただきたい。
妙法は、永遠の、ただ一つの、平和と幸福の法である。
それを広めている学会を護っていただきたい。そのために力をつけてもらいたいのだ。