「人間は嫉妬で狂う動物だ。歴史上、嫉妬の讒言(ざんげん)が、いかに多くの正義の人を苦しめ抜いてきたことか。これが現実だ」
大聖人は、正法迫害の構図を鋭く見抜かれ、達観されていました。
ますます大難が競い起こることを覚悟された上で、邪義に染まった日本社会の精神土壌を揺り動かしていかれた。

■師匠の名を叫び切っていくことこそ、弟子の誉れある闘争これこそが広宣流布「聞法下種」の拡大。
■反対に、師匠の名を叫び切れない弱い姿は、敗北。
■日興上人以外の五老僧は、師匠が亡くなると、たちまちに惰弱な本性をさらけ出した。
■臆病にも師匠の名を叫び切れない堕落の弟子たちが正体を現した。
■「天台沙門」(てんだいしゃもん=天台の弟子)と名乗り、大聖人の御書をすきかえしにして、大事な教えを捨て去っていった。
■「五老僧も、大聖人が生きておられた時には南無妙法蓮華経を弘めなければならないと思っていたけれども、大聖人滅後においての大圧迫の時には、おっかなくなってしまった。そして『われわれは天台沙門だ』といったのだ」(戸田先生)
■どこまでも師匠を求め抜き、師匠の名を叫び、師匠の真実を訴え抜いていく以外に、仏法正義の命脈を広げゆくことはできない。
■師匠に打ち込んでいただいた折伏精神を失い、世間に迎合して、広宣流布の和合を破壊するような五老僧の末流とは、断固として戦い抜くのです。
■戸田先生の事業が暗礁に乗り上げた当時、昨日まで先生を尊敬するように振る舞っていた者たちが、手のひらを返すように先生を罵倒し去っていきました。
■「いざという時に、その人間の本当の姿が如実に出る」と先生が言われていた通り。
■この時、私はただ一人「戸田先生、戸田先生」と叫び続けた。師匠の名前を呼ぶ。叫ぶ。それが根本の大事だからです。
■「先生を護ろう、力の限り。先生を護ろう、吾が生命のある限り。理由は、唯一つ、先生を護ることが、大御本尊流布を護ることに通ずるからである」(昭和二十七年十二月十八日)と日記に綴りました。
■この真情のままに、私は恩師の分身として、妙法の巌窟王として戦いました。
■真の師弟不二。
■戸田先生は、「お前がいて幸せだった。素晴らしい弟子をもって嬉しい。忘れないよ。おかげで今日がある」と言われていました。
■誰が何と言おうが、学会は師弟の団体。
■私は、世界中どこへ行っても、戸田先生、牧口先生のことを誇り高く宣揚してきました。それができない心は、臆病です。卑怯です。忘恩です。
■「願くは我が弟子等は師子王の子となりて群狐に笑わるる事なかれ」この御聖訓を、私は我が後継の青年たちに、万感の期待をこめて贈りたい。
■仏法は「師子王の哲学」。
■牧口先生は師子でした。
■田先生も師子でした。
■私も師子として戦い、勝ってきました。
■師子は絶対に負けない。
■小賢(こざか)しく策を弄して動くのではない。
■師子とは、堂々たる「勝者の栄冠」。
■若き皆さんも、畏(おそ)れなく、群狐を打ち破る強力な師子と育ってほしい。
■青年らしく、正義を師子吼していくこと。
■創価の真実を、命の底から叫んでいく。
■「学会青年部の力を見よ!」と、
■信仰の偉大さを満天下に示し切っていく。
■「一(ひとつ)の師子王吼(ほゆ)れば百子(ひゃくし)力を得て諸の禽獣(きんじゅう)皆頭(こうべ)七分にわ(破)る」(御書1316P)と仰せの通りに
■一人が師子吼すれば、善人の励みとなり、悪人は恐れおののく。
■とにかく語ること。
■「声仏事を為す」(同708P)だから。
■言論戦です。
■語った分だけ、
■言い切った分だけ、
■叫び抜いた分だけ、仏縁は結ばれ、正義は拡大する。
■戦った人ほど、強く聡明になれる。これが仏法。
■まず自分自身が変わること。
■師弟の正義を叫びに叫べば、その一点からすべてが変わる。
■日々、自分が変わり、周囲をも変えていくことができる。
■「師子は値いがたかるべし」。
■値い難き師子王の師匠と、不思議にも今世で巡り会い、広宣流布という人類救済の大聖業へともに進むことができる。
■どれほど崇高な人生であることか。
■学会とともに歩んでいることは、決して偶然ではありません。
■皆様方は、深い深い使命を帯びて、この娑婆世界(しゃばせかい)に出現された、尊貴にして宿縁深厚(しゅくえんじんこう)なる地涌の菩薩。
■「日蓮が一門は師子の吼(ほう)るなり」(同1190P)
■我らこそ、この御金言を体現した仏意仏勅の一門。
■戸田先生は語られました。「私は、信心には自信がある。不肖(ふしょう)な私だけれども、日蓮大聖人様のお使いとして、七百年後の今日きたのでありますから、創価学会なんてインチキだ、でたらめだというなら、言わせてやろうではありませんか。どんな結果になるか。断じて負けません」(昭和三十二年二月、東京・豊島公会堂での本部幹部会)と。
■さあ、若き君たちよ、新しい時代を開こう!
■新しい人材を見つけよう!
■断固勝って、正義の勝鬨(かちどき)を、天高く轟(とどろ)かせてくれ給え!
■晴れやかな師弟栄光の「五月三日」。
■今再び「元初の誓願」を胸に燃え上がらせ、
■新しき勝利の大前進を開始しよう。
■師子王の
  心と心の
   スクラムは
    三世に悠然
     恐るものなし