昨季DeNAで2桁勝利をマークしたトレバー・バウアー投手(33)。オフに本人がMLB復帰を希望。自由契約となり、今季の所属先を探しているという状況となっております。がそんな彼にはスキャンダルが。

 女性への性的暴行疑惑。本人はアメリカのテレビ番組などで否定。MLB復帰に強い意欲を示しておりますが、そんな彼は今年に入りまた騒動を起こしております。3年前に静岡県富士宮市で2人が亡くなってしまう交通事故が発生。この事故でアメリカ海軍の男性が実刑判決を受け昨年12月にアメリカに移送、今月1月に仮釈放となったことがSNSで報告されたのですが、その人物に対して彼は「welcome home(お帰りなさい)」などと投稿。批判が殺到する事態となっております。

 ただでさえ性的暴行疑惑でMLBでのプレーが難しい状況で、今回の交通事故被害者や遺族軽視と捉えられかねないSNSでの発言。MLB復帰は絶望的と言わざるを得ないばかりか、NPB球団との契約も怪しい状況であります。

 果たして昨季プレーしたDeNAとの再契約はあるのか?CS「プロ野球ニュース」にDeNAの三浦大輔監督が出演。この件について語りました。

>>「まずメジャー最優先で今動いているところで、そこの可能性がゼロになった時点でまた交渉が始まると思うので、今は待ちの状態です」

 「オファーは球団から出してますけど、まずバウアーもまずメジャー最優先なんでっていうところです。メジャーで色々とエージェントの方が探してるという状態なので」とメジャーの出方次第で状況が動くと説明。  

 キャンプも目前に迫っているが、バウアーの去就には「僕らがコントロールできないとこなので。まずは今いるメンバーで、バウアーを抜きに考えていかないといけない。バウアーがいたらはまたちょっと置いといて」とし「現時点でのある程度のイメージはしますけども、あんまり去年の成績だけで固定観念持ってやるのも良くないなと思います。柔軟な感じでキャンプに入っていこうとは思ってます」と新戦力も含めた見極めをしたうえで、ローテーションを決めていくと明かした。

 投手御出身の三浦監督、バウアー投手抜きという前提でやっていくそうです。仮に彼と再契約したとしても他の選手、特に投手陣に悪影響が出てしまう事態を憂慮しているということでしょう。今後の彼の動向を注視していきたいと思います。

 今回はこの辺で。