昨日21日、広島で天皇盃・全国男子駅伝のレースが開催されました。長野チームがアンカー・鈴木芽吹選手(駒澤大)の快走もあり大会新記録で見事3連覇を果たしました。岡山は順位こそ前回より落としましたが、6位に入り2年続けての入賞(先週の女子は14位)。高知はアンカーの岸本遼太郎選手(東洋大)の快走で久々の30位台・37位でフィニッシュ!(女子は21位)

 そして先週女子が最下位に終わった香川ですが、1区は小豆島中央の高校生が31位と好走を見せます。その後6区までは30位台をキープしておりましたが、最終7区で失速。43位でレースを終えました。ただ四国新聞によりますと、そのアンカーを務めた彼も故障者や体調不良者のいわば『代打の代打』として起用されたそうで、そこは彼の名誉のため申し上げておきたいと思います。言い換えれば故障者や体調不良者さえ出ていなければゼッケンの番号と同じ36位以内はもちろん、20位台以内も狙えたかもしれません。

 ということで、やはり香川勢は男子の方が女子より期待できるという見方が出来ます。都大路の常連校になりつつある小豆島中央は昨年四国大会優勝、全国大会でも25位という成績を残しています。全中駅伝も女子の代表校が2年続けて最下位だったのに対し、男子の代表校・三豊は38位。2009年には男子の大野原が5位入賞を果たしています。

 そして今回、男女両方でコーチとして帯同していたのが女子が3年連続で全国大会に出場している四学香川西の北村智宏監督です。北村監督を始め香川県の陸上長距離に携わる方々には健闘している男子の戦いぶりを、女子にも是非活かして頂きたいと思います。

 今回はこの辺で。