会場校(ホストチーム)として、お越しいただくチームに気持ちよくプレーしていただくための「おもてなし」を学ぶ良い機会にもなりましたね。
自分達のことばかり考えるのではなく、周りを見て気付き、行動する力をつけてほしいので、このフェスティバルだけでなく練習試合や公式戦もできるだけ会場として使ってもらうようにしています。
この経験の積み重ねがサッカーにも必ず生かされてきます。
また、野球部や陸上部に無理をお願いしてグラウンドを使わせてもらっているということも忘れないでください。
いつも、ありがとうございます。
さて、試合の方は毎試合学びが多かったですね。
2日間とも全て市外チームと対戦させていただき、レベルの高いサッカーを体感したと思います。
個人の基礎技術の差がそのままチームの力の差となることを分かってくれたと思います。一つひとつの何気ないプレーの精度と強度がチーム力を支えています。
11人揃った試合は一度もありませんでしたが、少ない人数で対抗するにはどうすれば良いのか。
これは既に学び、成功体験もしているはずです。
しかし、それができなかったのは、教えてもらった通りに取り組んだだけであり、自分達で「なぜ上手くできたのか」を考えていなかったからではないでしょうか。
今のみんなに必要なのは、「自ら学ぶ姿勢」だということを改めて気付きました。
初心者だからといって、いつまで甘えているのでしょうか。
ピッチに立てば、初心者ということは関係ありません。
1年生は入部して8ヶ月が経過しました。
その間、コロナの影響で部活動停止期間がありましたが、毎日課題を出して取り組んでもらっていました。
そろそろ初心者マークを外しませんか。
外すのは自分自身の意志です。
自信を持って外せるようになってほしい。
「できない」ではなく、できるまで努力していますか。
「分からない」ではなく、分かるまで自分から学ぼうとしていますか。
1年生だけでなく、2年生も同じです。
「できない」「分からない」では、サッカーを楽しめませんよね。
これはサッカーだけではなく、何に対しても同じことが言えます。
勉強も「できる」「分かる」だったら楽しいですよね。
でも、何もせずに「できる」「分かる」にはならないはずです。
授業内容を忘れず、身につけるためには復習をします。
みんなは「サッカーの復習」をしていますか?
「自ら学ぶ」ことを大切にしてください。
そして、「なぜ、上手くできないのか?」という疑問を常に持ち続けてください。
「学び」と「疑問」は成長のきっかけを作り出します。
ピッチに立つ「自覚」「責任」「覚悟」を持てるようになろう。
「チームのために」という「犠牲心」を持とう。
ボールの扱いが上手くできるようになれば、戦術を理解できるようになれば、必然とこれらを持ってピッチに立つことができるようになるでしょう。
みんなが1日も早くこのような姿を見せてくれることを楽しみにしています。