今日で1学期が終わり、いよいよ明日から夏休みの活動がスタートとなります。
昨年は約2週間の夏休みだったので前半は夏季総体、後半は盆休みだったのでほとんど練習できなかったので2年生にとっても初めての長い夏休みの活動となります。
もちろん1年生にとってもですね。
 
 
 
明日からの活動に向けて、暑さ対策のための常設テントの設営に取り組みました。
全員が初めてだったので、これは良い機会だと思い自分たちで考えて完成まで辿り着けるのかを試しました。
 
 
2年生が先輩らしく1年生に指示を出している場面や1年生同士で、あーでもない、こーでもないなど意見を交わしながら取り組む姿が見られました。
 
このように完成イメージを持ちながら、自分たちで考え意見を出し合って取り組むことは、サッカーをする上で大変重要なスキルです。
 
また、主体性やリーダー性がよく表れるので、一人ひとりを見ているとそれぞれの課題がよく分かります。
 
 
テントが組み上がった後はテント内の草抜きをしました。
これからの1ヶ月間、自分達が快適に過ごせる環境を自分達で作り出すことは当たり前のことですね。誰かに与えてもらった環境では、いろんなことに気付けません。
自分達で草抜きをしたからこそ、また草が生えてきたらそれに気付き、指示をされなくても自分達でキレイに抜こうという気持ちになります。
 
 
これもサッカーに当てはめると、決められた時間に与えられたメニューだけ取り組んでいても上達は遅いと思います。
「先生に教えてもらう」のを待っているだけではそれ以上は上手くなりません。
そして楽しさも増していきません。
 

 

何事に対しても、自主性や主体性を持って取り組める人になってほしい。

「自主性」とは、決められたテーマの中で発揮される行動力です。

これに対し「主体性」というのは、何をすべきか決められていないことを、自分の意思で決断し、行動することです。

 

これまで、先生が組んだTRメニューのポイントを考えながら取り組んでいただろうか。

自己分析をして、自分に今一番必要なのは何なのか、その課題をクリアするためにどのようなことに取り組めば良いのかを考え、行動に移してきただろうか。

 

自主性と主体性を伸ばす夏休みにしていきたいですね。

そうすれば、1ヶ月後にはビックリするほど上手くなっているはずです!
楽しみにしていますよ。

 

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素敵な避暑地が完成しました。

テントの組み立ても覚えたと思うので、来年の体育祭の時や災害時でテントの設営が必要な時などに活躍してくれるサッカー部員の姿が目に浮かびます!
サッカー以外のことでいろんな経験をして、そこで得た知識や技能をサッカーに生かしていってほしいと思います。




テント設営が終わった後は、私が新チーム始動時に恒例としている「集団行動」に取り組んでもらいました。

チームの土台作りの基礎を築くためです。

周りに気を配り、自分に何ができるのか。何をしなければいけないのか。

何度も何度もやり直し…。 何度も何度も…。



新チームのメンバーは11人でギリギリの人数。

一人ひとりが「自覚」と「責任」、そして「覚悟」を持っていないと、チームとして機能しなくなります。

 

人数が少ない分、一人ひとりの責任は非常に重いものとなっています。

一人が手を抜けば、その分を他のメンバーが補わなければいけません。

仲間を大切に思うからこそ常に一生懸命でないとね。


 

2年生2人+1年生9人で力を合わせて、厳しい夏を乗り越えていこう!

暑く熱い夏にしよう‼︎