緊急警戒宣言によって活動が校内のみと制限されることになりました。

合同練習を行うこともできないので、自チーム8人での活動となりました。

リーグ戦も延期になったこともあり、久しぶりにじっくり時間を掛けてトレーニングに取り組みました。この時期にこのような時間を持てることを前向きに捉え、個々の課題と向き合うことをテーマに、基礎的な体の動かし方やボールコントールから始めました。

どのようなメニューであっても、常に試合を意識して取り組んでいるかどうかで、効果は段違いに変わってきます。体の向きや目線など、細かなところまで意識していきましょう。

私からいくら声を掛けても本人にその気がなければ身につきませんからね。

 

後半のTRでは、守備の原理原則を徹底して頭と体に染み込ませるメニューに取り組みました。

周りの仲間から次々にコーチングの声が出ていたのは素晴らしかったですね。

 

個人戦術(個々が守るべき最低限ルール)を理解していないと、グループ戦術が機能しません。

ということは、チームとして機能しなくなってしまいます。

それくらい一人ひとりの責任は大きいのです。

 

『一人くらいサボっていても大丈夫だろう…』という気持ちは、チームの仲間に迷惑を掛けることになるということを理解してくださいね。

 

現在のこのような状況下において制限はあるものの、サッカーができることに最大の喜びを感じてプレーしてほしいと思います。

1つ1つのプレーを丁寧に、1分1秒を大切にしてください。

 

また、ボールコントロールの宿題が出ていますね。

明日、チェック日ですがしっかりマスターできたでしょうか。

 

この宿題を出したのは、本当なら試合で使えるのが一番なのですが、それよりも努力してできるようになることの達成感を味わってもらうことが最大の目的です。

 

「本気で努力する」ことで見える世界を感じてほしい!

 

できるようになるまでに費やす時間は一人ひとり違って当たり前です。

みんなが同じ練習時間にする必要は全くありません。

 

みんなが同じにしてほしいのは「宿題ができるようになること」です!

 

自分自身にプライドと責任を持って取り組んでいるでしょうか…。

言い訳をせず、誤魔化さずにガムシャラになってやってみよう!