遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。



2018年の1stゲームは、松阪西中学校・内部中学校の両チームにお越しいただきました。朝方はかなり冷え込みましたが、日中は気温も少し上がり風もなく絶好のサッカー日和となりました。



< vs 松阪西中学校>
松阪地区でも毎年強豪校の一つとして挙げられ、対戦するのは一昨年の夏以来です。
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この日のテーマは、この1週間取り組んできた「攻撃時のオフの動き方」が試合で意識をして取り組むことができるかでした。また、守備では「決定的なパスを出させない、シュートを打たせない」でした。

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テーマを徹底するためには、個々の意識と周りの声かけが必要不可欠です。
数名は意識的に動けていたように思いますが、チーム全体となるとまだまだですね。
前半の終盤、理想的な展開からのスルーパスによる決定的機会が訪れましたが、凍ったグラウンドが溶け始め、泥濘に足を取られてしまって決めきれず0-0で後半へ。
後半、先制点を奪いますが、守り切れずに1-1で試合終了。
守備のテーマの徹底、残り時間を考えた試合運びが課題として残りました。



< vs 内部中学校>
昨年8月と9月に対戦して以来です。
定期的に対戦することでお互いがどれだけ力を付けてきたのかが分かりますね。
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試合前に少しだけ「攻撃パターン」をレクチャーしました。
すぐにできるものではありませんが、少しでも頭の片隅に残っていれば、自然と体が動いてくれるかも・・・。というくらいの気持ちでした。

地力に勝る相手ペースで進みますが、守備の仕方が少し上手くなってきたのか、決定的な場面を作らせませんでした。しかし、前半18分にCKを頭で合わされて失点。
DFのポジショニングと競り合いのタイミングを考えれば、身長差はある程度カバーできます。毎試合、同じことを指摘されているようでは成長はありませんよ。

前半残り5分となったところで、絶好の位置からFKを得ます。
これをしっかりと決めて、追いつきます。


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後半半ばを過ぎた頃あたりから運動量がグンと落ちてきて、プレーの質もダウン。
B戦20分4本をほぼ同じメンバーが出場(人数が少ないため)していたからかもしれませんが、体力面に大きな課題が残りました。
結局、お互いに決定機に決めきれず、1-1で試合終了。




2試合を通じての課題は、体力とコミュニケーション不足。
今、取り組んでいるゲームテーマを徹底するためには、この2点が必須です。
そして、これからやろうとしているサッカーで一番大事なのが「犠牲心」と「我慢」です。サッカーがチームスポーツである以上、チームとして守るべき約束事(戦術)があります。自分がやりたいことをやって満足しているようでは、サッカーは成立しません。「チームあっての自分」ということを忘れてはいけません。

自分が輝くためには状況判断が必要です。
場面と状況を把握して、直接的な関わりが必要なのか間接的な関わりが必要なのか。
ドリブルなのかパスなのか。

「自分の特徴を生かすために周りを生かす。」

仲間を信頼し、お互いが同じ考えをもつことができれば、みんなが輝けます!
信頼を得るためには技術だけでなく、普段からの言動が大切です。

「強さ=優しさ」
このことがそろそろ分かってくる年代だと思います。
学校生活・私生活から見直すべきところは見直して、「優しい(強い)人」になってほしいと思います。サッカー観も変わってくるでしょう。


また、この2試合は途中でメンバー交代を一切しませんでした。
新チームになって初めてですよね。
これは、ピッチに立つ選手にはもっと責任とプライドを持って欲しいということと、
サブメンバーに危機感とヤル気をもっと持って欲しいという願いからです。

A戦のピッチに立ちつことに誇りを持ち、ピッチに立った以上、責任を持ってプレーし、誰からも応援される選手(チーム)であってもらいたい。

来月開幕するリーグ戦に向け、「熱い気持ち」をもっともっとぶつけてTRに
取り組んでいこう!

着実に力はついてきている。
自信を持って取り組もう!!



松阪西中学校・内部中学校の皆さん、ありがとうございました。
今回はドローだったので、また今度決着をつけましょう!!
よろしくお願いします。