mie(U-15)リーグ2部Bブロック第10節 会場:鈴鹿S.G第1G

先週とは違い、今日は暑い一日となりました。
前期では、4点も献上してしまった青山中学校との対戦。
スピードがあり、体が大きな選手が揃っています。
W-UPでは、前期の対戦でボコボコにやられたウラのボールへの対応と処理の仕方に重点をおきました。
チームの要の選手がケガで出場できなかったので、状況に応じてポジションをどんどん変えて対応し、W-UPでのTRが功を奏したのもあり何とか凌ぐことができていました。
しかし、DF陣はよく頑張っていたのに対し、攻撃時の約束事が守りきれない選手がおり、チャンスをピンチに変えてばかりでした。これでは、リズムが乱れてしまいます。
そして、残り5分を切ったところで約束事を守れなかった選手のプレーをきっかけに大ピンチを招いてしまい、GKはよく飛び出しましたがPKを取られて失点。
一番失点したくない時間帯に、一番やってはいけないプレーをきっかけにした失点でした。
非常に悔やまれます。
一人選手の個人的な甘さ、理解不足がこのような結果を招いてしまいます。
結果論かもしれませんが、これまでにも同じようなケースはたくさんあり、勝てる試合を何度も何度も落としてきましたよね。
全てにおいての中途半端さが全体に迷惑を掛けてしまうことに気付かなければいけません。
これは、選手全員に言えることです。
もっともっと普段のTRから、厳しい状況に自分を追い込む必要があるのではないでしょうか。
TRだけではなく、学校生活や私生活でも自立していないのでは?

後半もDF陣はよく頑張っていました。
ウラへの対応もしっかりできていましたし、チャレンジ&カバーの関係も随分とよくなってきました。欲を言えば、マイボールになったときに焦らず、きちんとつなぐことができると攻撃もしやすくなります。
ただただ蹴っているだけの、その場凌ぎ的なプレーでは、味方の選手が疲れるだけです。
きちんと意図を持ったプレーを心掛けましょう。
得点チャンスは何度もありましたが、これまでの課題である「シュートテクニック」が向上しておらず、ただ打つだけになってしまい、得点を奪えません。
シュートは決めてナンボです。打てばいいってものではありません。
様々なシュートTRで、何を考えて取り組んできたのでしょうか。
「決める時にしっかり決める」ことができる選手がいないのが最大の弱点です。
みんなが意識を変えなければいけません。
先生がいくら言っても、結局は自分達次第なのですから。
後半はこちらペースの時間帯が増えましたが、得点は奪えず。
逆に相手のCK、ゴール前の混戦をきちんとクリアできず、相手の前に落としていまいダイレクトでズドン!!
最後まで運動量は落ちませんでしたが、ボランチが全くといっていいほど機能しておらす、バタバタしたまま試合終了となってしまいました。
前節より失点は少なくなったから「良し」では困ります。
得点を奪わないと勝てないのですから、自分達に何が足らないのかをよく考え、一人ひとりが、もう後がない崖っぷちの気持ちでTRに取り組んでください。
そして、TRの意図をきちんと理解すること。
なんとなくプレーするのだけは、絶対にやめましょう。
きちんと理解できていれば、教え合ったり、声も出ることでしょう!
何も考えず、適当にプレーしているから、声が出ないのですよ。
勉強と同じですよね。
学習内容がきちんと理解できていれば、自信を持って挙手して大きな声で発表したり、周りに教えてあげることができます。
「お互いが学び合う場」を自分達で作り出していきましょう!!