mie(U-15)リーグ2011-2012 第4節
今日は、雨の中での試合でした。
県リーグの試合会場は、基本的に芝生(人工芝)なので、雨天でも試合は行われます。
今年度最後の公式戦ということで、5月に行われる春季大会に向けて、「何か一つでも得よう!」というのが今日のテーマでした。
これまで、県トップレベルのチームと対戦してきて、自分たちと違うところがたくさんあったと思います。
体格やフィジカルの強さの違い、技術の違いは今すぐに真似できません。
しかし、ボールに対する執着心や声を出すこと、仲間を思いやる気持ちなどは、今すぐにでも真似できます。
自分たちにできる(真似できる)ことを1つでも見出し、自分のものとして吸収していってほしいと思います。
素晴らしい経験をしているのに、まだ1つも自分のものとして吸収できていない選手は、「自分には真似することができない」と最初から諦めて、チャレンジすることから逃げているだけなのです。
もう一つ言えるのが、自分の中でのサッカーの位置づけです。
普段の練習や試合で、何度も同じことを指摘され、アドバイスを受けても一向に改善の努力がみられない選手というのは、サッカーの位置づけが低いんじゃないかなと思います。
できる、できないではなく、努力するかどうかです。
自分の生活の中で、大切なものを考えたときに、サッカーはどの位置ですか?
家族、友達、勉強、などなど・・・。
もしかしたら、テレビゲームや携帯電話よりもサッカーの位置づけが下という選手もいるかもしれません。
中学校の部活動なので、入部目的も十人十色でしょう。
ただ・・・。
自分の将来のために、辛いことから逃げ出さず、自ら進んで努力をし、仲間を大切にすることは身につけてほしいと思います。
また、県リーグという素晴らしい舞台でプレーできるというチャンスを無駄にはしないでください。
目の前にあるチャンスに手を伸ばすことができるのか(自分から努力をする)、チャンスだと分かっていながら見逃すのか(頑張らなければいけないと分かっていても何もしない、誰かがやってくれると思っている)、それともチャンスであることに気付くことができないのか(今まで誰かに何でもやってもらっていたため、自分で何をしていいのか分からない)。
今の自分は・・・。
とりあえず、今日で一区切りです。
約3週間後には、新1年生が入学してきます。
2年生として、最上級生として頼もしい背中を見せてください。
今日から春休みにかけて、しっかり今の自分を見つめ直し、目標に向けてやらなければならないことを逃げずに取り組んでいきましょう!
自分では頑張っているのかもしれませんが、それに対して周りが理解を示さないのは、まだ頑張れることを周りは知っているからです。
何と言っても毎日一緒にいるのですからね!
周りの仲間に、誤魔化しは通用しませんよ!
“自分で自分を高める覚悟を決め、惰性を許さず、
取り組み続けることが理解されることにつながる”
サッカーだけではなく、学校生活やこれからの人生で大いに役立つことだと思います。
今の年代のうちに、しっかり身につけて欲しいですね!