中島みゆき展を回想しながら
月刊カドカワ【復刻版】を読む。
壮大なスケールの歌もある。
夜会オリジナルみたいな難解な歌もある。
小さな風景を歌った歌なのに人によって捉え方が全然違う歌もある。
解釈の難易度が一見低そうに見えて、実は最初から最後まで論点だらけの歌もある。
だから、何度も何度も同じ曲を聴きたくなる。
そして飽きない。
年を重ねてから分かる歌もある。
若い頃と今とでは解釈の仕方が変わる歌もある。
10代だったからこそ刺さった歌は懐かしい。
50代になってようやく分かった歌は嬉しい。
「私の歌の解釈に正解も不正解もありません。全部正解です。」とみゆきさん。
100人100通りの正解がある。
その正解は時代と共に変化したり、時を経てもファイナルアンサーだったり。
やはり貴女は懐が深いよ
みゆきさん