こんにちは😃
昨日の続きです♪
クランクシャフトのコンロッド大端部が破損してしまう原因…
かなり大事なのがあります!
○オイル交換をマメにしていない
オイルライン不良に近いですが…
モンキーやカブ系の一次側クラッチではマニュアル、遠心共にクラッチでカーボン、スラッジや異物を遠心分離してオイルのみをクランクシャフトに送るシステムです。
クラッチの蓋を外すとすぐ内側に黒い汚れがかなり蓄積しているのを見たことがある方多いと思います♪
そこが遠心分離ですね!
もちろんそれにも限度があり…
遠心分離しきれなかった汚れがクランクシャフト内部に侵入する…
コンロッド大端部のニードルベアリングにダメージを与えたり。
クランク内部のオイルラインを塞いでしまいオイルが届かなかったり…
ブローの原因になりますね💦
そうさせないために比較的マメなオイル交換が必要です!
横型エンジンのクランクオイルラインとして…
この部分…
クランクウェブのクラッチ側です!
クラッチ内部で遠心分離されたオイルがシャフト真ん中の穴へ入り…
クランクピンへ圧入部分を介して進んでいきます!
クラッチ側クランクウェブからクランクピンへ
この穴から…
ニードルベアリングやコンロッド大端部に当たる部分へ出てきます!
オイルの道は険しいもののオイルラインは狭いですね💦
このオイルラインのどこがが詰まってしまったらすぐにコンロッド大端部はダメになってしまいます…
確かにオイルポンプからの油圧は少なからずあるものの…
ここまで来ると惰性で流れてくるのが最もかと思います。
適度なオイル交換!
安いオイルでも高いオイルでも変わらずある程度の距離で交換をお勧めします!
良く聞くカブ50系のクランクピンが1番細いもの…おおよそ19mm前後のもの
このモデルのクランクはボアアップエンジンでは絶対使用出来ない!
とまでは言わないのですが…
コンロッドの強度も心配は尽きないのと…
クランクピンが細いので内部のニードルベアリングも径が小さい。
そうなると他の太いピンのクランクよりも耐久性に劣る。
そんな理由でおすすめしておりません💦
他にもコンロッド大端部破損の原因はありますが書き出したらキリがないのでこの辺りで😁
大事なのはオイルと共に愛情を注ぐ事かと🤣