少年王女「私は知りたい」 | 黒執事の事いろいろ書いちゃう!ブログ

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アルベール
「何で馬が暴れて」





















アルベール
( アレクシア!? )





ーーーーーーーーーーーーーー


わああ ああああ


ギィ
「はぁ…



( ? 何故オスカルがこんなところに )




……?」





キィ











グ ィ




アレクシア
「!!


ーーアルベール!!







何故ここに…」




アルベール
「それはこっちのセリフだよ
どこ行くつもりだ?」



アレクシア
「それはっ」



アルベール
「まさか…本当に屋台の飯が
食いたかったのか?」



アレクシア
「お前…
本気で言っているのか?」



アルベール
「…半分だよ

じゃねーとあんたのこと
気遣ってた俺バカみたいじゃん」


















アレクシア
「…すまない」








アルベール
「…王女やめたいの?」











アレクシア
「それは違う!
警備を混乱させている今夜
だけでよいのだ

聖誕祭が終わった今
皆 気もゆるんでいる

その間だけ自由な時間が欲しいのだ」



アルベール
「みんなをだまして王女様は
お忍び観光かよ」











アルベール
「だいたいあんたは夜の街が
どれだけ危険かちっともわかってない!」



アレクシア
「やめっ」



アルベール
「自分だけは大丈夫だと
思ってんのかよ!

こんなことになるまでは
俺だってずっとそう思ってたよ

よりにもよって男の格好なんて…
危険すぎる」





アレクシア
「…それを知りたいんだ



母の知らない世界を
私は知りたい







この国が今不安定なのも
母の病気に因るところが大きい

母は恐れられはしているが
その分 皆その力を
まだ信じている

…皆が不安になる原因は私にあるのだ」




アルベール
「何でだよ
あんたまだ子供じゃないか アレクシア「



私が子供だからだ



母の命は長くはない
その跡を継ぐ者が私では
心もとないと皆感じている」



アルベール
「そんなことないって
あんたスゲー勉強してんじゃん」



アレクシア
「それがどうしたというのだ!
努力すれば結果が悪くとも
許されるとでも思っているのか

それではだめなんだ

母を越える人間でなくては
皆を安心させられない


……民を守れない…」