ハイブの内部文書とK-POP評論の現実

 

 

・・・・

今日注目したいのは該当文件の作成者として知られる人物だ。大衆文化評論家出身で現在、ハイブ子会社のウィーバース・カンパニーが発行する「ウィーバース・マガジン」の編集長を務めているカン・ミョンソクだ。一連の事実が明らかになった後、ハイブは文章作成者をポジション解除する措置を講じた。事件の文脈上、カン・ミョンソクを称するように見えるが、彼は文件作成を行った人物に過ぎないので、尾を切るという批判を避けるのは難しい。

文件の作成者がカン・ミョンソクという事実に触れたとき、少し驚きを感じた。特に彼の文を探して読むのではなかったが、文件内容が彼が普段メディアを通じて書いた文ととても異なっていたからだ。その文件が荒涼とした部分もそうだ。道徳的次元でも問題を指摘することができるが、業界動向レビューというにはあまりにも十分なほど盲目がない。アイドルたちに対する雑談レベルの印象評とファンダムの動向を整理する程度だが、大型企画会社内部で時間をかけて回覧される価値のある報告なのか疑わしい。・・・・・・

カン・ミョンソクのような知見が検証された評論家に動向報告を任せるのは業界に関する感覚と情報、知見を聞きたいということだろうが、その報告書はコミュニティで活動するアイドルファンを誰も一人握って使ってみても害することができる内容だ。特に、自社アイドルに関しては根拠のない楽観論で一貫し、他社アイドルに関してはゴシップレベルの悲観論を使っているが、経営者が知るべき現実を語ってくれるのではなく、彼らが聞きたいという言葉を真相するように見える。この状況は、ハイブの集団的認知能力に根本的な疑いを抱く。

・・・・・・

カン・ミョンソクはハイブに入る前にメディアに書いた文と入った後にウィーバースマガジンに書く文の間に差はない。外部者として生産していた特定の受信者のない批評と、特定会社の内部者としてファンを受信対象に書く文が同質だというのは、K-POP評論の現実に、ある目的を戦略的に狙う性格があるという意味だ私のアイドルに深い意味を与えてくれてファンダムを嬉しくする読書街、マーケティング遂行に動員されるミサ旅球としての文筆的呼客行為だ。

・・・・・