ハイブアメリカ赤字脱出アンガン力

 

 

ハイブアメリカ赤字脱出アンガン力

 

 

[ビジネスポスト]ハイブの米国ローカライズガールズグループキャッツアイがデビューアルバムとしてアメリカのビルボードチャートで成果を出している。 
 
キャッツアイはバン・シヒョク・ハイブ議長がメンバー選抜に直接関与したグループで有名になった。オーディションからデビューまで準備した過程だけ3年を超えるハイブアメリカの核心プロジェクトだ。 
 
ハイブの米国法人ハイブアメリカはこれまで巨大レーベル買収で営業損失を出したがキャッツアイで反騰のきっかけを作れるか関心が集まっている。 

４日、米国ビルボードチャート（８月３１日付）によると、キャッツアイデビューアルバム「ＳＩＳ」はビルボード２００チャートに１１９位に入った。新たに浮上するアーティスト順位を付けるビルボード「新興アーティスト」部門は1位に上がった。 

ビルボード200はアルバムの人気を示すビルボードのメインチャートだ。実物レコード販売量とストリーミング回数、デジタル音源ダウンロード回数を総合的に合計して順位を決める。キャッツアイは正式デビューアルバムを発売してから一ヶ月も経っていないため、ビルボードチャートに名前を上げることになった。 
このような成果は新たにデビューした新人としては異例的という評価が出ている。エンターテイメント業界ではハイブアメリカの全幅的な投資結果が現れていると見ている。  

キャッツアイはハイブとユニバーサルミュージック傘下のゲッペンレコードが力を合わせて作った6人組ガールズグループで競争オーディションを通じて誕生した。 

2021年ハイブとユニバーサルミュージックは合弁会社「ハイブユニバーサル」を設立してグローバルアーティストデビュープロジェクトを稼動すると発表した。ハイブユニバーサルはハイブアメリカが株式51％を、ユニバーサルが株式49％を持っている。 

ハイブアメリカはラベルイタカホールディングスとQCミュージックなどを買収するのに1兆3140億ウォンを使った。そのため、2022年に701億ウォンだった純損失の規模は、2023年に1424億ウォンまで2倍以上増えた。
 
ハイブアメリカは純損失を続けているにもかかわらずサバイバルプログラムに続き、ネットフリックスドキュメンタリーまで製作した。キャッツアイに掛ける期待がそれだけ大きく、同時に投資金をすべて回収できるという自信も読まれる。 

キャッツアイの誕生期を手掛けたネットフリックスドキュメンタリー「ポップスターアカデミー：キャッツアイ」は8月21日公開されて以来、8月26日基準でネットフリックスカナダ、フランス、デンマーク、シンガポールなど8カ国・地域で視聴ランキング10位で。
 
話題性指標として活用されるグーグルトレンド数値でもキャッツアイ検索頻度はネットフリックスドキュメンタリー公開日の起点として急上昇したことが分かった。

ドキュメンタリーに背景音楽として挿入されたキャッツアイの曲が集まって注目され、ビルボートチャートの成果につながったことが把握される。  
 
キャッツアイはハイブとユニバーサルミュージックがそれぞれ韓国とアメリカで構築したネットワークをすべて味わっている。正式デビュー前に米国地上波放送グッドモーニングアメリカに出演し、CJが主催する韓流行事である「ケーコンLA」にも参加した。
 
ファンプラットフォームウィーバースでも32万人余りのファンとコミュニケーションをとっており、有料コミュニケーション窓口のウィーバース・ディエムも積極的に活用している。 

韓国人メンバーのユンチェがあり、国内活動も可能だが、韓国人メンバーを除けばすべて英語のコミュニケーションが自由で、米国の活動半径も既存の韓国アイドルグループより広いと見込まれる。 9月には韓国とフィリピン、日本でアジアプロモーションを控えている。 

国内活動日程は現在まで対面ファンサイン会だけ公開された状態だが、ＫポップファンはＫポップの本拠地である韓国活動を象徴的に考えているため、本格的に韓国音楽放送やバラエティ番組などに出演する可能性もある。 
 
ハイブ関係者は「放送会社との公開時点調整問題で詳細な活動計画はすぐに公開することはできないが、内部的にキャッツアイの韓国活動も重要に考えている」と話した。 バン・

シヒョク議長はマスコミ公開イベントで「キャッツアイメンバーが多様な文化的背景を持っているように活動も米国に限定されないだろう」とし「各人材とつながった国家と文化圏で最高の姿を見せるよう最善を尽くす」と明らかにしたバーがある。 
 
キャッツアイはまだデビュー初期であるだけに具体的な売上数値を論じることができる段階ではない。ただし、証券業界は期待感を見せている。 

キム・ヒョンヨン現代車証券研究員は「ハイブ第3四半期アルバム売上の変数はキャッツアイミニ1集グローバルレコード販売量および音源成果になるだろう」と見通した。チェ・ミンハサムスン証券研究員もキャッツアイがハイブの階段式成長を見せると見通した。