コロナが流行って世界の人が見れるNetflixの視聴者が爆発的に増えて、Netflixが高額の出演料と世界デビューの機会で
人気俳優たちがNetflixに流れ TV局の制作費用はコロナで逆に集まらないのに俳優に高額なお金を請求されて
しかたなく無名の俳優を使うと視聴者が離れてTVのドラマ枠がどんどん無くなっていき、枠が減ってドラマの制作をしても放送されない状態で制作ストップになる。そしてNetflixの一人勝ち。どんなにイカゲームが流行ってもNetflixが儲けて主演格の俳優が裕福になる状態。
日本も気をつけよう色々。
でもNetflixの一人勝ちも終わる時はくる。
「韓国ドラマ」市場が崩壊寸前…! 制作本数が1年で半分以下に
・・・ドラマの制作本数は2022年に160本あったものが、2024年は現時点で決まっているもので30本と韓国ドラマ市場は縮小傾向だ。・・・・
1話あたりの出演料が約1億円!?
・・・一部の主演級俳優たちの出演料が手に負えないほど高騰した件について。このままだとドラマ業界全体が共倒れになりかねないという話だ。 世界的にヒットしたNetflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』の主演俳優イ・ジョンジェは、2024年配信予定のシーズン2では1話あたり10億ウォン(約1億円)の出演料をもらったという。全6話の予定なので、合計60億ウォン(約6億円)だ。 2023年末に韓国国会で公開された俳優の賃金報告書によると、主演級俳優たちのギャラの相場は1話あたり3200万ウォン(約320万円)から2億ウォン(約2000万円)。 『イカゲーム』がいくら世界的メガヒットを飛ばしたとはいえ、10億ウォンはとんでもない高額と言わざるを得ない。
韓国ドラマ産業全体の悪循環
・・・動画コンテンツ業界の“黒船”Netflix。 コンテンツづくりにおいて出演料と制作費に上限を設けない戦略をとるNetflixの進出以来、1話あたり8億ウォン(約8000万円)ほどだった韓国ドラマの制作費は3倍以上に跳ね上がり、俳優たちはNetflixでもらった出演料をそのままテレビ放送ドラマでも要求するようになったという。 懇談会に出席したテレビ局の関係者は、「テレビ局で編成されるドラマの本数が減ったなか、制作会社はそれでも編成されやすいトップスターを起用し、彼らの要求に合わせて数億ウォンの出演料を支払ってでもドラマを制作するしかない立場だ。それがまた制作費の高騰を招くという悪循環になっている」と話す。 ・・・・
・・・2018年の韓国版働き方改革によってドラマの制作現場でも週52時間勤務制が導入され、スタッフの人件費も上昇するなど、制作費は上がる一方だ。 そのため制作会社は高い制作費を負担してくれるNetflixなどOTTにすがり、制作会社やテレビ局の力は萎縮するという、ドラマ産業全体の悪循環が続いている。
制作本数が1年で半分以下に
韓国ドラマには新たな現象も起きている。 制作費の大半が主演級俳優たちにあてられるため、メイン主人公の相手役は比較的無名の俳優や新人が務めるのだ。また、主演級の1~2人を除く他の俳優たちは本来のギャラの50~70%ほどしかもらえず、登場人物の数もぐんと減って韓国ドラマのお約束でもあった“主人公の親友”がいない作品もある。 数百人が力を合わせて、ひとつ作品を制作しているにもかかわらず、ドラマがヒットしても収益のほとんどが主演級俳優に流れることも珍しくない。
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2024年、現時点で制作が決まった韓国ドラマは約30本。2022年の160本、2023年の80本に比べて激減している。このような市場縮小は2025年まで続く見込みだ。急成長からの危機を迎えた韓国ドラマは、下降スパイラルから抜け出せるだろうか。