「マリオ」映画、世界席巻 今月公開、興収900億円超え
【ニューヨーク時事】任天堂の人気キャラクター「スーパーマリオ」をテーマにした映画が今月5日から米国などで公開され、世界的なヒット作となっている。 19日時点で世界の興行収入は7億ドル(約940億円)を突破。子ども連れ、ゲームファンら幅広い客層を引きつけているようだ。 映画の題名は「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。ゲームでおなじみの双子の兄弟マリオとルイージが魔法に満ちた世界に迷い込み、世界の危機に立ち向かうストーリーだ。映画情報を手掛けるボックスオフィス・モジョによると、北米の興行収入は公開当初5日間で2億ドルを超え、19日には3億7000万ドルを上回った。 任天堂はテーマパークでの専用エリア設置、キャラクターグッズ店開設など「任天堂IP(知的財産)に触れる人口の拡大」に力を注ぐ。映画もこうした戦略に含まれており、日本でもゴールデンウイークを控えた28日に封切られる。
「すずめの戸締まり」ブームが小説にも 韓国語版20万部販売
韓国で日本の新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」の人気が続く中、同名の原作小説の韓国語版が3カ月で20万部を売り上げたことが22日、分かった。
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韓国で公開された日本映画の観客動員数は日本の人気漫画「SLAM DUNK(スラムダンク)」を原作とするアニメ映画「THE FIRST SLAM DUNK」が3月にそれまでトップだった新海監督の「君の名は。」(約380万2000人)の記録を塗り替えたが、今月に入り「すずめの戸締まり」が再び塗り替えた。
「スラムダンク」のグッズ、中国で売り切れ続出=わずか1分で完売も―中国メディア