私も参加したい
【REPORT】パク・ウンビン、待望の初来日!流ちょうな日本語も披露「日本のファンしか勝たーん!」
・・・・・
「日本のファンしか勝たーん!」流ちょうな日本語も披露
イベントが始まるや「日本のみなさん、こんばんは~」と言いながら舞台下手袖から走って出てきたパク・ウンビン! 意表を突く登場と、その可愛らしさにまずびっくり(笑)。ジョイ(Red Belvet)の「アンニョン」を歌い終わるとご挨拶。「こんばんはー、日本の皆さん、パク・ウンビンです。お会いできてほんとにほんとに嬉しいです。とてもお会いしたかったですよ~。皆さん、ごはん食べましたか? 私、食べました。私、よく見えますか? よく見えたら手を振ってください。2階の後ろ、2階の皆さん、よく見えますか? ありがとうございます。おおきに!」ここまですべて流ちょうな日本語。最後はなぜか関西弁でしめる。
白い家具の舞台セットは自宅みたいな雰囲気。ソファに座るとスカートの上にうさぎのぬいぐるみをちょこんと置く。さすがウサギ好きで知られ、ウサギ隊長と呼ばれるパク・ウンビン。「ブランケットは暑いからそのかわりです」それにしても日本語がうまい。「高校のとき少し勉強しました。今、忘れてしまいました。でも、少し覚えているよー」ときどきタメ口になるのがまた可愛らしい。MCが「そのままで直さないでくださいね」という言葉に激しく同意する観客たち。
今回のファンミーティングのタイトルの「BINKAN」は空間と言う意味とウンビンの斌、“輝く”という意味をかけているという。「ファンの皆さんが輝かせてくれるこの空間を隙間なく埋めてくださってありがとうございます。今日は特別な映像を準備していて、日本のファンの皆さんのための歌も歌います。歓声は出せなくても皆さんの表情を見たらわかるので、幸せそうな顔で私を見てくださいね」と言ってハートマークをつくる。
そして始まったのは「今日仕上げるプロフィール」。パク・ウンビンの今日の気分を聞くコーナー。朝起きて最初にしたことは「東京タワーが見えるホテルだったので、日の出の写真を撮りました。皆さんに会うことを考えて、できるだけ綺麗に可愛くしようと支度しました」。美の秘訣を聞かれると「皆さんの愛情のおかげ。でも最近はいろんな国で美味しいものをいっぱい食べているからほっぺのお肉がぽよぽよになっています(笑)」今日のノートに書きたい言葉は? と聞かれると「日本のファンしか勝たーん!」これは日本のファンからぜひ使ってと言われたフレーズだそうで、約束果たしましたよーと報告する姿まで愛らしかった。
「なぜ走って登場したのか」とMCに聞かれると「曲に合わせてポーズするために時間が足りなかったから」とニッコリ。日本は2公演で、「日本の皆さんのおかげです。素晴らしい、ほんまにおおきに」これには関西方面から来ているファンも大喜び。
ファンサービス満点!キュートな素顔に悶絶
次は「ウンビンはファンのことが気になる」のコーナー。「私にとってファンミーティングはファンのことを知ることができる大事な機会なんです」と説明。「ファンになったきっかけ」を聞き、さまざまなドラマのタイトルが上がったのを見て「皆さん、私が思っていたよりも多様な作品を見てくださっているのがわかりました」とうなずく。お次は反対にファンからの質問コーナー。日本で食べたものを聞かれると、「着いた日に焼肉食べました、美味しかったですよ~」。今日のファッションのポイントは? と聞かれて「可愛く見えたらいいなと思ったけど、露出が多すぎます」と言ったあと日本語で「ちょっと恥ずかしい~」と顔を赤らめ、付箋が貼ってあるボードの裏に隠れてしまった(笑)。そこからウサギのようにピョコンと顔を出して「かわいいですか?」と聞く姿のキュートだったこと。悶えまくる客席(笑)。最後はボードに残った質問の付箋をなでながら「もらって帰って家でゆっくり読みますね」。質問を選ばれたファンには、サイン入りのポラロイド写真がプレゼントされることに。
次は全員参加のゲーム「分かりそうで分からないウンビン」のコーナー。「私は簡単に予測されたくない人間です。全部見せないほうが私のことをずっと応援してもらえると思うから」と言いながら、二択の質問にサクサクと答えていく。
・・・・・
続くコーナーは女優の部分にスポットを当てる「画用紙のような魅力の持ち主パク・ウンビン」。「これからも私という画用紙にどんな絵を描いていくか見守ってほしい」と語る。4歳で芸能界入りして芸歴27年。「毎年一生懸命やっていたら今日のような日が訪れました。根気よくやってきたことが今の私を作ってくれたと思うと胸がいっぱい」そしてそれは「皆さんのおかげ」と付け足すことも忘れない。「チャレンジする女優と呼ばれるが」と聞かれると「人間パク・ウンビンは安定を好むけれど、女優としては新しいことをしてみたい。でもあとになっていつも、なぜ難しい役を選んでしまったのか? と自分を責める。と同時にやり遂げられたときの達成感は素晴らしく、それが次の段階に進ませてくれる」と熱く真面目に語ってくれた。
ファンが選んだ名場面「頑張ってね、ヨンウさーん!」
・・・・・・・
最後は日本語で「ありがとうございます。愛してるよー」これにはMCももらい泣き。会場のお客さんたちも感動して嗚咽するほど泣いている。「なんで? 泣かないでー」とステージの前まで出てきて言うパク・ウンビンに大きな拍手が送られた。「泣かないでと言ったけど、泣きたいときは思い切り泣いていいと思います。こんな大切な、素敵な感情を私に感じさせてくれてありがとうございます」。あらためて客席のひとりひとりが掲げるスローガンをガン見して「日本に来てくれてありがとう。だいすき」と書いてあるのを確認し、「わかりました。私ももっともっと大好きだよー」と言うパク・ウンビン。サプライズ大成功!その後「泣いてしまったのでメイクを直してきます!」とまた走って舞台袖に行き、自分のスマホを片手に戻ってきた。ここからは笑顔でファンと記念撮影。「みなさーん、よく手を振ってくださーい」「必ずまた日本に戻ってきます。また会いましょう!」そして最後は歌のコーナー。「『ちっぽけな愛のうた』を歌います。『君と僕が出会ったこの奇跡。心から感謝してるよ』という後半の歌詞を皆さんに伝えたいと思ってこの歌を選びました。今日、皆さんと会えた奇跡を美しく残したいと思います」と、ここでMCと通訳は退場。ひとりになったパク・ウンビンはまずは関係者へのお礼を述べて労をねぎらう。「日本の皆さん、また会えるそのときまでどうかお元気でお幸せに。でもね、最後の曲が難しいんです。櫻子さんのようにうまくは歌えないと思いますが、私の真心を聴いてください」と言って歌い出したのは映画「カノジョは嘘を愛しすぎてる」のOST「ちっぽけな愛のうた」。背景のスクリーンには歌詞が映し出されていたが、先程パク・ウンビンが言った歌詞の部分だけが、ウンビンの手書き文字だった。「感謝しているよ」のところではファンに向かって深々とお辞儀。そんな仕草のひとつひとつから真心が伝わってくる……。
上手、下手、センターと、手を大きく手を挙げて最後の挨拶をしながら別れを惜しむパク・ウンビン。「今日、幸せでしたか?」「元気に過ごしてください」「日本の皆さん、愛してるー! バイバーイ!」「お元気でー、またねー、ありがとうございました」最後はスカートの裾をちょっとつまんでクルッと回って舞台袖に。最後の瞬間まで憎いくらいに愛らしい(笑)。舞台のスクリーンには本日のお礼とともに「家まで気をつけて帰って。アンニョン!!」というメッセージが映し出され、感動冷めやらぬファンを見送ってくれた。
・・・・・・
