なるほど、韓国では30分でできる抗原検査が検査遅延の原因になると考えるのか?

鼻のPCRはまとめて機械で後に電話連絡する

唾液検査はまとめ検査ができず個別なんだ、でもどうして個別なんだろう

 

 

「自分は無症状患者かもしれない」…韓国、寒波のなか無料検査に長蛇の列

 

 
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臨時選別検査所で行われる検査は3つ。主に使われるのは鼻の中に機器を入れて検体を採取する従来の「鼻咽頭塗抹遺伝子増幅(PCR)検査」だ。この検査は最も正確度が高く、国内の診断検査で主に使われてきた標準検査法だ。結果は普通24時間以内、遅くとも48時間以内には出る。鼻の中に機器を入れるのが難しいなら、口の中に溜まった唾液を採取して行う「唾液PCR検査」も可能だ。ただ精度がやや落ち、偽陰性(陽性だが陰性と判定される)が出る可能性があるうえ、複数をまとめての検査ができず、いちいち個別に検査しなければならないという短所がある。
最も大きな関心を集める検査は、結果が30分以内に判断できる「迅速抗原検査」だ。しかし、現場でこの検査を受ける市民に会うことは難しかった。唾液検査よりも正確さが落ち、結果が陽性であれば、再び鼻咽頭塗抹検査を受けなければならないため、奨励されない方式だからだ。中区(チュング)保健所のミョン・スヨン選別総括チーム長は「午後2時30分現在、検査数は350件を超えた」とし「鼻咽頭塗抹PCR検査が95%以上、唾液PCR検査は3%未満、迅速抗原検査はほとんどなかった」と述べた。この日夜までに、ソウル駅だけで732件の検査が行われた。
子連れで選別検査所を訪れたある市民が迅速抗原検査を要請し、「緊急状況でのみ実施するのが原則」と話す職員ともめる一幕もあった。検査を受けに来た市民の中には、3つの検査方法が可能だという説明を全く受けられなかった人もいた。ミョン総括チーム長は「迅速抗原検査はキットに試薬を落として約30分かけて見守らなければならないため、検査遅延の原因となりうる。人材が不足する状況では適切でない方式」と述べた。