ハ・テギョン "日本、フッ化水素などの戦略物資北朝鮮に密輸出確認」
http://www.hani.co.kr/arti/politics/politics_general/901381.html
「核開発・生物兵器の製造に活用可能」... 国会記者会見
国会国防委員会所属正しいミレダンハ・テギョン議員は11日、日本が過去フッ化水素などの戦略物資を北朝鮮に密輸出した事実が、日本の安全保障貿易情報センター(CISTEC)資料で確認されたと発表した。
議員は、国会政論館の記者会見で、「最近、日本の一部で、韓国政府の資料を引用しながら、「韓国が核兵器に使用されるフッ化水素を日本に密輸したことがある」は、式の詭弁を並べる中、日本資料では、むしろ「日本この北朝鮮にフッ化水素を密輸出て摘発された」と報告して波紋が予想される」と述べた。
議員が紹介したCISTECの「不正輸出事件の概要」資料を見ると、日本では1996年から2003年までに30件を超える対北朝鮮密輸事件が摘発され、このうち、核開発や生物兵器の製造に活用することができる戦略材料も含まれた。
具体的にみると、1996年1月に大阪港に入港していた北朝鮮船舶にフッ化ナトリウム50キロ、2月に神戸港に入港中だった北朝鮮船舶にフッ化水素酸50キロがそれぞれ船積みされた。
また、2003年4月に直流安定化電源3台が日本当局の許可なくタイを経由して北朝鮮に不正輸出され、04年11月には周波数変換器1台が預かり荷物として航空機に積載され中国経由で北朝鮮に輸送された。02年9月に凍結乾燥機1台、08年1月に大型タンクローリーの北朝鮮への不正輸出もあった(タンクローリーの輸出は未然に防止)。
これらの品目は核開発や生物・化学兵器の製造に活用したり、ミサイル運搬用に転用したりできる戦略物資だ。
河氏は「韓日関係が最悪になっている状況で、日本は感情的な対応を自制すべきだ。こじつけの主張を続ければ、日本が国際社会で孤立することになる」と述べるとともに、「日本はただちに不当な輸出規制を撤回すべきだ」と求めた。