くろしばりんご農園 四季便り 2012年

今冬は豪雪でりんごの樹の枝が数多く折れました。
去年の大雪でも折れなかったところが折れてしまっています。
青森県の発表では豪雪による被害が県全体で107億5300万円を上回って、去年の102億7000万円を超えたらしいです。
(写真は8月に撮ったもの。雪でさけた樹を支柱で支えてある。)

 

去年の年末から剪定を始めて、5月4日までかかってやっと終わりました。
剪定は、剪定でその年のりんごの品質と収量が決まってしまうといってもいいくらい大事な作業です。ビニルバンドで枝をためたり、バインダー紐で引っ張ったりして樹勢を弱める剪定を心掛けました。
樹勢の弱い樹はりんごがおいしくなります。
秋に葉が黄色く紅葉してくる。そういう樹になったりんごはほんとにおいしいです。

 

4月から続く低温で、ふじが平年より12日遅い5月20日に開花しました。
過去2番目に遅い開花だそうです。
りんごの小玉化が心配されます。

 

6月、7月は天気のいい日が多く、りんごも良く成長しました。30℃を超える日も何日かありましたが、今年の夏は短く、お盆を過ぎると段々涼しくなってきました。
りんごの肥大は開花が12日遅れたのにもかかわらず、青森県の調査(8月21日の調査)によると天気に恵まれたため、平年並みまで回復したようです。

 

黒石市のりんご研究所では9月11日の調査でふじの横径が8センチで平年より0.1センチ大きかったみたいです。
私の畑では9月6日で平均的な大きさのりんごの横径が6.5センチくらいで、今年はりんごが小さいです。味を良くするために、樹勢が弱くなるように剪定したため、ある程度は小さくなるのを予想はしていたのですが、予想以上に小さくなってしまいました。
その分おいしくなってくれればいいのですが…

りんごの樹にりんごの生らせる数が同じならりんごが小さいと収穫量は落ちますが、味はその分よくなると思います。

 

今年はカエルが多いような気がします。
りんごの樹に登るカエルも結構いて、りんごの害虫を食べてくれるみたいです。

 

台風(18号)一過。
少し強い風が吹いたが、全くりんごは落ちなかったです。雨の被害の方がひどかったみたいです。私の畑は大丈夫だったのですが、岩木川流域で600haを超えるりんご園で被害が出たらしいです。

 

収穫直前のつがる。
9月20日に収穫しました。
今年は色は早く付いたのだが、なかなか味がのらなかったです。遅くまで成らせたつがるはやっぱりおいしいです。つがるは日持ちがしないので、そこは大きな欠点です。

 

10月17日のふじ。

よく色づいてきました。

この樹は日当たり抜群なので、おいしくなりそうです。

 

ふじはやっぱり小さめですが、色づきも蜜入りもよい感じがします。

10月30日でもうこんなに蜜が入っています。

おいしいりんごができそうです。

 

11月7日の強風でりんごが落ちてしまった。

この時期は爆弾低気圧でよく強風が吹きます。

落ちてしまうと傷みやすくなってしまいます。埼玉の地元のお客さんが買ってくれました。

どうもありがとうございます。

 

11月12日、平年よりも一週間も早く雪がまとまって降りました。

これでは収穫作業はできません。溶けるのを待って収穫することになります。根雪が降る前に早く収穫しなければなりません。

雪にあたったりんごは作物自体が凍らないように、糖分を蓄えようとするので、おいしくなります。

 

11月20日、りんごの収穫が終わりました。

いろいろありましたが、様々な助けもあり収穫までたどり着きました。

りんごの樹にも感謝です。