BLACK&WHITEプロジェクト・被災地支援に関して
今夏開催致しました舞台「冒険絵本PINOCCHIO」にて、前回公演のDVDを会場限定復活販売させていただきましたが、
その利益の使用用途として東日本大震災の被災地支援のため、現地で喜んでいただけることは何かと被災地と何度もコンタクトを重ねてきました。
そんな中、現在は仮設住宅が立ったこともあり、ボランティアの方の数も大幅に減り人の交流が少なくなってきているという話や、夜は真っ暗になって本当に寂しいというご意見を頂戴する中、
少しでもあったかい気持ちになってもらえたらという思いで、大きなクリスマスツリーを贈ることにさせていただきました。
まず、1箇所目は12月10日(土)に岩手県の大船渡市で行われた
“やっぺし祭り”というお祭りに寄贈させて頂きました。
やっぺし祭りとは地震や津波の影響で、地域での伝統的なお祭りが中止になり、地域の方々が集まる機会が少なくなっている中、地域の方々がもう一度集い、語り合い、お祭りの様に楽しめる炊き出しをしようという企画から始まったお祭りです。
ピノキオメンバーの代表として水田航生とともに現地に向かい、早速クリスマスツリーを組み立て始め・・・
会場にご来場くださり、この企画に賛同いただいた皆様の思いも込めて・・・
最後に“やっぺし祭り”を企画・運営されているスタッフの皆さんと一緒に。
設置を終え次なる目的地に向かおうとすると、
「お祭りが終わったら、ついこの間に完成した“おおふなと夢商店街”で飾らせてね!」
写真は後日送って頂いた“おおふなと夢商店街”に引越しをしたクリスマスツリー☆
そんな大船渡の皆さんから頂いた温かい気持ちを胸に、
もう一箇所の寄贈先、宮城県・石巻市の仮設住宅に移動。
予定していた時間を過ぎ、もうすぐ日も沈むという時間に到着したにも関わらず、温かく迎えていただき一緒にツリーの設置、飾りつけをしてきました。
飾りつけを終え、さぁ帰路に・・・
と帰り支度をしている我々に、なんと夕食のお誘いが!
「ありがとうね。寒かったでしょう」
と、僕らを待っていてくれました。
「子供たちもたくさん笑ってたなぁ・・・」と思い出しておじいさんも笑顔に。
笑顔が伝わっていき、気がつけばみんな笑顔に。
もうひとつのお土産はおばあちゃんが気に入ってくれたみたいです★
この企画に賛同頂いた皆様と、B&Wメンバー、スタッフ全ての気持ちが込められたこの2本のツリーが、多くの方々の心に温かい気持ちを届けてくれることを願っています。
尚、クリスマスツリーの寄贈に使用させて頂いた、DVD利益の余剰金に関しましては、宮城県、岩手県、福島県の震災孤児・震災遺児のための基金に寄付させて頂くことにしました。何卒ご了解ください。
<募金先>
宮城県(東日本大震災みやぎこども育英募金)
岩手県(いわての学び希望基金)
福島県(東日本大震災ふくしまこども寄附金)