去る10月1日のこと、JR東日本所属のE4系新幹線が営業運転を終了しました

これに伴い、新幹線の鉄路から2階建て車両がすべて消滅しました

 

 

E4系新幹線は、94年に登場したE1系の後継車両として誕生しました

 

新幹線車両として初めて2階建て車両を組み込んだ100系は、どちらかというとイメージアップやソフト面のサービス刷新を目的に導入されましたが、JR東日本のMaxシリーズは増え続ける通勤需要に対応すべく、輸送力増強を主眼に置き、E1系ともども全車両が2階建てとなっていることが特徴といえます

 

 

ところで、多くの方が賞賛して止まないのがE4系のグリーン車が誇る圧倒的な居住性です

グランクラスを凌駕する快適性を誇っているだけに、車両の引退と共にこの座席が失われてしまうのは実に惜しいですね

 

 

かつてE4系の車内で車内販売が実施されていた頃は、同車のイラストがあしらわれたサラダホープを購入することができました

新潟限定ビールの風味爽快ニシテを片手に、このサラダホープをおつまみにするのが上越新幹線に乗る時の楽しみでしたね

 

 

 

離合する車両を見下ろせるは、E4系の2階席だけに許された特権でした

定期運行を終えたMaxですが、団体臨時列車として10月9・10日には盛岡への乗り入れ予定されているほか、同16・17日には新潟~東京を往復することになっており、最後の花道を飾ることになります

 

四半世紀にも及ぶ活躍にピリオドを打ったE4系Max

長い間お疲れ様でした