▲平城遷都1300年祭に合わせて381系で新大阪~奈良間に運行された特急「まほろば」号

 

昨日のことになりますが、JR西日本から新大阪~奈良間に臨時の特急列車を運行する旨の発表がなされました

今年の3月におおさか東線が全線開業したことにより、新大阪と奈良が直結されたことから、両地区間のアクセスが向上しました

 

今回、設定される臨時特急列車は、このおおさか東線の全線開業に伴う誘客効果をさらに高めるべく、秋の行楽シーズンの土休日に運転日が設定されています

列車名は、2010年に平城遷都1300年祭に合わせて、381系で運行がなされた”まほろば”を踏襲します

 

車両については近ヒネ所属の381系が全車両引退していることから、287系のモノクラス3連付属編成を用いて運行します

土休日に1日1往復が運行され、上り列車は新大阪1003発奈良1053着、下り列車は奈良発1656発新大阪1747着というダイヤとなっています

 

途中の停車駅は設定されておらず、新大阪~奈良間をノンストップで結ぶことから、一体どの線区を経由するのかに注目したいところです

新大阪から奈良へ向かう場合は、梅田貨物線,大阪環状線,関西本線経由が定石ですが、同区間をノンストップで走り切るとなれば、おおさか東線・放出経由という可能性も捨てきれません

 

いずれにせよ、もう2度走ることはないと思っていた「まほろば」号が…もちろん鉄道ファンのために運行されるためではないとはいえ…こうした形で復活を遂げるのはファンとしてなかなか嬉しいものがあります