5月27日21時55分頃、釧路19:08発札幌行き特急「スーパーおおぞら」14号が石勝線占冠~新夕張間の第1ニニウトンネル(延長685m)内で火災を起こし、同トンネル内で緊急停止した
 
2号車の台車のうち、釧路方(1号車寄り)の台車が脱線しており、トンネルの東側には脱線痕が最後尾の1号車の地点から725mにわたって残されていた
 
JR北海道によると、脱線したのは3号車の推進軸が破損し、それに2号車の台車が乗り上げるなどしたのが原因と考えられている
 
今日の昼過ぎになってようやくトンネル内から列車が引き出されましたが、車体が撓み原型を留めておらず、激しく炎上したことが伺える
急行「きたぐに」の北陸トンネルでの火災事故以来、トンネル通過中に火災が発生した場合は、トンネル外まで走りきるという内規がJRにはありますが、どうやら装置の不調で脱出できなかった模様
 
乗客の方々は、1時間近く列車内で待機したようだが、途中から煙が充満した上に、車内灯も消え恐怖と不安がピークに達したという
死者が出ても不思議ではなかった事故であると考えられる
 
推進軸に関しては、事前の点検で異常は認められなかったという
日によっては1000kmを超すキハ283系のタイトな運用が事故原因なのかもしれません
 
「部品脱落し脱線か 無残な姿見せる石勝線特急」
http://www.hokkaido-nl.jp/detail.cgi?id=8474>:北海道ニュースリンク