青函連絡フェリーで活躍し、一時は津軽海峡線の強力なライバルとなっていた高速カーフェリー「ナッチャンrera・world」が自衛隊の高速輸送艦に転用される見通しとなった
 
両船は2007年から2008年にかけて就航したが、原油価格の高騰に伴い、早くも2008年から運航が休止された
現在、worldの方のみ東日本フェリーを吸収合併した津軽海峡フェリーが夏季限定で運航を行っている
 
支那による離島侵攻の脅威が高まる中、双胴式で36ノットという速力が発揮できることと、フェリーとしての高い輸送力が買われた形となる
 
これらの高速フェリーと輸送能力を高めた22DDHを組み合わせれば、自衛隊の遠距離作戦能力は今よりも格段に向上する
 
ただ、自衛隊のフリゲート・輸送艦について一言言わせてもらえば、ウエル・ドックがあるのにCH-47が格納できないおおすみ型輸送艦や陸海空自衛隊のあらゆるヘリを運用できるのにウエル・ドックを持たないひゅうが型DDHのような、素人目で見ても明らかに運用しづらい船を造るべきではない
 
できれば、F-35Bの運用も可能で、フアン・カルロス1世を一回り大きくした様な、軽空母兼ドック型強襲揚陸艦を4隻、サン・アントニオ級やアルビオン級の様な多目的ドック型強襲揚陸艦4隻を組み合わせて運用するのが理想的だ