天王寺を発車するとすぐに乗車整理券の検札がありました
1人常務の特急列車も多い中、車掌さんが2人も乗っていることに驚きました
 
もしかしたら、阪和・やまとじライナー廃止の背景には、人員配置のスリム化という隠された側面もあるのかもしれません
座席指定制のライナーを廃止にすれば、窓口での整理券販売員やライナー1列車につき1名の車掌さんを他の部署、あるいは列車に回すことができます
 
これは考え過ぎでしょうか!?
 
天王寺を発車してから、和泉府中を発車するまで先行列車に阻まれ、一向にスピードが上がりません
府中を過ぎても、80~95km(勘です)程度で、特急列車ほどのスピードは出てませんでした
 
東岸和田と熊取で私の乗ってる1号車からは1/3くらいのお客さんが降りていきました
熊取を過ぎたあたりから、本格的な高速走行に入りました
特別料金不要の列車ながら、今やほとんどの特急が停車するようになった日根野駅を通過するのは、ある意味快感です(笑)
 
天王寺を発車してから約1時間後の18:29に和歌山に到着しました
表定速度は62.3kmといったところでしょうか!?
 
和歌山まで乗り通すお客さんがほとんどだったので、廃止されればかなり大きな影響があ
ると思われます
 
お客さんが降りてから、回送列車としてドアが閉まるまでが車内撮影タイムですね(笑)
 
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国鉄色の381系は、シートピッチ拡大や化粧板の張り替えなどのリニューアル工事が行われていないため、比較的よく原型を留めていると思います
ただ、ペネシャルブラインドは通常の横引カーテンに換装されています
 
それと、トイレについては床面の張り替え、洗面所については小窓の埋め込み、灯具類の変更などのリニューアルがなされているほか、1号車のトイレは洋式に改装されていました
 
ただ、2号車だけは洗面所の小窓の埋め込み工事が施工されておらず、381系の原型にかなり近い姿になっていました
 
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なぜ、この車両だけ埋め込み工事が実施されていないのかは不明です
もちろん乗車整理券はケースに入れて大事に保存してあります
 
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