ニュースで見たときは、グランクラスを設置した量産車が完成したのかと思いきや、報道陣に公開されたのは座席部分だけでした
 
ただ、これが日本の鉄道車両における初のファーストクラスというわけではなく、JR九州の787系にはDXグリーン席が設置されていますし、さらに時を遡れば151系には大型窓を備えた横1列&1列のパーラーカーが連結されていました
 
さらに、言えば東海道線本線を往来する特急列車が電車化される以前には、かの有名なマイテ49などの1等展望車が「つばめ」や「はと」といった名門特急列車の最後尾に連結され、東海道を颯爽と行き来していました
 
話を本題へ戻します
何よりもグランクラスで驚いたのが、アルコールを含めて飲料飲み放題で軽食が付くということ
ただ、ラピートのウーロン茶然り、初代N'EXのドリンクバー然り、上級クラスのこんな感じのサービスって鳴り物入りで登場した割には、すぐに消えてしまうんですよね
グランクラスがそうならないことを願います
 
それと、料金ですが、グリーン料金の設定がある300kmまでは、これに一律プラス5000円で、301km以上700km以下で9000円、701km以上で10000万円になります
 
横幅の狭いJR東日本のグリーン車にあまりいい印象を持っていない(特にE257系とかE3系とか…)管理人ですが、このグランクラスにもいい印象を持てません
 
確かに新幹線車両で横1列&2列ですから、横幅が広いことには違いありませんが、本革にこだわった座席の割には、白色で高級感があまりありません
豪華すぎるサービスも、本当に必要なのかどうか疑問です
 
実際のところ量産車が落成しないと、車内全体の雰囲気は分からないし、デビューしてからでないと利用客の反応は分からないので、今後は様子見といきましょう
 
2011年3月5日にE5系がデビューして、東京~新青森間は3時間10分で結ばれるそうですが、相変わらず余裕をたっぷり盛り込んだダイヤのせいで、300km運転による時間短縮はほとんど無いようです