昨日の夜、「サンライズ瀬戸・出雲」関係の記事が載っているウェブサイトを探していると、とあるサイトに『寝台特急「あけぼの」東北新幹線新青森開業後も当面存続へ』という記事が見つかって、管理人はとても驚きました
 
すでに、このブログでも何度か「あけぼの」のことは書きましたが、昨今の状況を見ている限り、新青森開業で廃止されると思っていたので、このニュースは喜ばしい限りです
 
東奥日報の7月7日付けの記事によると、乗車率は平均で約60%もあり、これが存続の決め手になったという
 
ただし、どうしても”当面”というのが気になります
「あけぼの」は、主に新幹線による速達性の恩恵を受けにくい、庄内地方の需要を取り込んでいますが、近い将来羽越本線が高速化され新潟駅で乗り換えの利便性が向上すると、こうした需要が減少することは十二分に考えられます
 
しかも、秋田新幹線には320km運転が可能なE6系が2012年度末に営業運転開始予定であり、24系客車の老朽化と合わせて、予断を許さない状況であることに変わりはありません
 
存続が発表されたことと関係しているかどうか分かりませんが、「あけぼの 新型車両」とかで検索かけると、鉄ちゃんの色んな憶測が飛び交ってます
そこで、それらを整理してみると…
❖やっぱり、近い将来廃止(現時点では、この可能性が一番高い)
❖電車化して運行を継続
❖電車化したいけど、サンライズの失敗を繰り返すのかといった反対論が根強く、結論が出ていない
 
やはり、鉄ちゃんの心情からすると、「日本海」と一緒に電車化されることを願わずにはいられません
低コスト通勤電車を製造する技術力と1両約4億円もするEF510を15両も導入できる経済力を、寝台特急にも振り向けてくれることを期待しています