今日、大学で友人と一緒に4講時の授業を受けていると、机の下から折りたたまれたチラシが出てきた
学校内で清掃のアルバイトをしている私としては、ゴミになるので、不要なチラシの配布はやめて欲しいと常々考えているのだが、今日はブログに書くのに絶好の情報を仕入れることができた
 
どうやら学内で、イラク戦争関連のイベントをやっているらしく、その告知チラシのようなのだが、イラク戦争真の目的など、なにやら物騒なタイトルが並んでいたので、つい見入ってしまった
 
私自信「反米保守」を自称するくらいのアメリカ嫌いなので、正直言ってイラク戦争のことなど、どうでもいいと思っている
気になったのは、まるで日本が石油資源の略奪を行っていると誤解を与えかねないような書き方だ
このチラシによると、我が軍(当ブログでは極力「自衛隊」の表現を使用しない)の派遣されたサマワ周辺で、我が国の企業が油田開発を行っていると書かれている
 
また、他国も入札した油田の近くに軍を送っていることを指摘し、油田開発の軍派遣の関連性を疑っている
しかし、チラシに書かれている地図には、日本が入札したガラフ・ナシリヤ油田しか書かれておらず、いささか情報不足であるように感じられる
 
それが左翼の常套手段であると言ってしまえばそれまでだが、これ以外にも電力供給が1日2~3時間で、70%の人が清潔な水を確保することができないという現状を挙げ、インフラの崩壊を訴えているが、では戦争以前はどうだったのか?
比較対象が書かれていないのに、感情だけで訴えるのはどうかしているし、この情報だけでは説得力に乏しいと言わざるを得ない
 
ここで、石油資源のことを持ち出すのならば、共がウイグルで行っている石油や鉱物資源の略奪も大いに糾弾してもらいたいものである
 
また別のチラシでは、イラク戦争の検証委員会の設置を求めている
検証するのは大いに結構だが、この委員会は日本政府の謝罪と補償を目指すもので、これが納得いかない
 
戦争を始めたのはアメリカ自身だ
日本が戦闘に参加したのならまだしも、支持して、後に軍を派遣しただけである
一体どこに、謝罪して補償する義務が生じるのであろうか?
 
ちなみに、このチラシの最後には”私たちにできること”として、「情報を鵜呑みにしないこと」が挙げらているが、それならば正論やSAPIOを読んでもっと勉強した方がいい
こんな奴に限って朝日新聞とか世界しか読んでなかったりするのに、偉そうに上から目線で指摘しているのが腹立たしい