平城遷都1300年祭にあわせて、新大阪~奈良間を梅田貨物,大阪環状,関西線経由で土日に1往復運転されている臨時特急「まほろば」
 
この特急が運転されると聞いた時に、「しらはま(京都~奈良,関西,阪和貨物,阪和,紀勢線経由~白浜)」以来22年ぶりに奈良県にJRの特急が走るんだ!!と、驚いていた管理人
 
そして、さらに驚いたのが奈良から関空へ直通列車を走らせるために奈良県がいろいろと動いているということ
そもそも、6月13日に「まほろば」に乗りに行こうと(雨雷で計画はボツになりましたが…)、Wikiで大和路線の情報を集めていて、この計画を初めて知りました
 
奈良県は、新年度一般会計当初予算案に850万円を盛り込み、ツアー客を対象にその臨時列車を3往復走らせるという
 
読売新聞の記事を読んでいて少し気になったのが、この列車の走行ルートです
てっきり、天王寺で進行方向を変えて関西線に入るのかと思いきや、JR難波も経由するらしいです
配線上、阪和・関西連絡線~関西線ホーム~関西線(上り)っていう風には走行できないので、仕方無いと言えば仕方無いのですが…
 
そこで気になるのが所要時間です
先ほどの読売新聞の記事によると、関空~奈良間は80分です
ところが、奈良交通のバスは近鉄奈良まで85分、JR奈良まで90分で、その差は10分でしかありません
もし、本格的に運行するならば定期列車に格上げし、さらに10分程度所要時間を短縮するべきです
 
以下は、関空アクセス向上についての管理人の妄想です
 
今年春の改正で、昼間時間帯「はるか」が毎日運転の臨時列車に格下げされたことから、「はるか」の乗車率はかなり悪くなってきています
特に、京都~新大阪間は酷く、グリーン車はゼロ、指定席もチラホラ、自由席は少し埋まっているかな~っていうことが多いです
 
そこで、281系に代わる新型車両を投入するのであれば、名鉄の2200系のように、回転リクライニングシートの座席指定車2両と3ドア転換クロス車の自由席2両の車両を作って、2本併結の8両で運行、走行ルートも「成田エクスプレス」みたいに、発着駅を多く設けて、利便性を向上すべきです
 
具体的には、1時間に2本の本数は現状通りにして、1本は天王寺で切り離しを行う京都・奈良行き、もう1本は新しく開業する北梅田駅(仮称)で切り離しを行う京都・西明石行きとします
 
新大阪駅構内に梅田貨物線と宮原回送線をつなぐ連絡線を建設し、大ミハ構内で、宮原回送線と北方貨物線を接続、三ノ宮方面へ直通できるようにします
早朝と深夜の1~2往復は、「北近畿」を快速格下げ、関空へ延長する形で福知山発着にします
こうすれば、関西一円から関空へ行くのが便利になります