史子先生にあってから、
私はいったい何を大事にしたいのかを考えるようになった。
息子に対して
学校へ行って欲しい!
という感情はまぁまぁ長い間くすぶっていたけど
一番は
自分の感情を感じ、表に出してほしい!
そして、私はそれを否定しない母になる!
という想いに変わっていった。
それが出来る事で
自分で決めた!
自分の人生は自分のもの!
と感じるようになるだろうと。
いつも、何かあったり、何かを尋ねられたりすると私を見て、正解を知りたそうにする息子だった。
でも、正解は母が持ってるわけではない。
自分が持っているんだ!
と感じて欲しかった。
でも、今までそうしてきた事はすぐには変わらない。親も子も。
歯車がスムーズに動くまでは、忍耐のいる作業だった。
でも、続けていく内に、母にとっての正解ではなく、自分の想いを話すようになっていった。
★高校に行きたい。
という言葉だけだったのが、
行きたいが身体的にも勉強的にも不安であるという事。
★いろいろしてくれる先生の為に卒業式に出た方が喜ぶだろうけど、
俺は行きたくない!と言った事。
★卒業アルバム、買うのが普通かもしれないけど
俺はいらない!と言った事。
あげればキリがないくらいある。
本当に訓練みたいに大変だったけど、本当に言えるようになった!
で、私も聞けるようになった!
頑張ったし、大変だったけど、
気持ち良いよね。
自分の想いを表現するって!
で、私も
自分の人生は自分のもの!を凄く味わいたいと思っていった。