黒柴マロン・命日追記 | クマンドーとイアイドー・相棒黒柴の思い出

クマンドーとイアイドー・相棒黒柴の思い出

還暦オヤジの日記。相棒黒柴マロンへの追憶と居合・抜刀・剣術修行の記録。

相棒・黒柴マロンの命日を迎えて

色々書きました


まわりから時々

「もう犬は飼わないんですか?」

と聞かれます


飼う?


違うな〜

飼う飼われるには上下がある

人間界で犬が生きてゆくには約束がある


咬まない

吠えない

飛びかからない


これぐらい


これを覚えてもらうのが躾

後はお互いイーブン

相棒です


お手なんか必要ない

チンチン?要らん

相棒に芸は必要ありません


時空が違えば逆だってある

僕らが首輪つけられて

散歩してもろてる世界もあるかもしれません

時空は違えど業は残る


お互いを敬いあってこそ人犬関係

そう思うわけです


もうわんこと暮らしたくない

そんな気持ちは毛頭ありません

それは縁やと思います


相棒を送って燃え尽きたわけでもない

抜け殻でもないけど

穴があいた感じ

喪失感でしょうか


今からまたわんこと暮らして

幸せにしてやれるのか

自信がないのです


これも老いか

老いぼれたかなぁ


居合を始めてジムにも通い始めて

去年より若くなったと思います思いたい


自信と生命力を取り戻して

縁があれば考えられるかもしれません

縁にまかせます


でも後15年生きる保証なんかどこにもない

無責任なことはできません


一つだけ言えることは明日

明日は必ず来るものではないのです


ヒト以外の動物たちは朝はしゃいでます

例えば鳥

スズメ

朝早くから嬉しそうに囀ってます

無事に朝を迎えられたことを

素直に喜んでいるのです


小さい子供が寝ぐずります

楽しいこの時間が寝ている間に

失われることが嫌なんですよ

本能です


だから僕たちは

今この時を大切にしないと

やりたいことのうち

できることは今やる


人生には締切があるんですよ

色んな経験ができるのは現世だけですから


相棒の命日によせて

そんなことを思いました


では