自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)
軽度知的障害・身体障害のモモチは
4月から特別支援学校 小学3年生です
いいねやコメント
本当にありがとうございます
とても励みになっています
アメンバー承認については
こちらをご覧下さい
お伝えすると
軽度知的障害(R4年8月時点でIQ65)
身体障害(身体障害者手帳 あり)
視覚障害(小児治療用眼鏡 装着)
といった重複障害があります
小学2年生になった時
娘自身が立てた目標があります
それは
・トイレで排泄すること
・何でもチャレンジしてみること
でした
ちなみに私や担任の先生は
何も口出ししていないので
娘が考えて、決めたことです
娘が決めた目標は教室内の
見えるところに
貼ってもらいましたが
『この目標を本人に強要することは絶対にしない』
これは担任の先生と私とで
心に決めていました
情緒面
小学2年生の1学期では
新学期で環境が変わって
落ち着かない
プラス
私トラブルで
娘のメンタル面が不安定
だったこともあり
学校でも不穏で不安定な日が
多かったそうです
私が入院中で家にいない時
学校で担任の先生を
『ママ』と呼び間違えて
『あっ!違った!』
……となった後に涙が出てしまったり
『あのね、ママがおうちにいないから…モモチがんばれない…』
と授業中に突っ伏して
泣くこともあったそうです
担任の先生にも
クラスメイトにも
申し訳ない気持ちで
いっぱいでした…
そして
一番不安で怖かったであろう娘は
その気持ちをずっと抱いたまま
1日も学校を休みませんでした
本当に、本当によく耐えたと思います
1学期の個別懇談会で
担任の先生と面談した際
『モモチちゃんが頑張れる原動力は、家庭での癒される空間であり、その中心にお母さんがいるんだと思います…お母さん、しんどい時は無理せずにいつでも学校に相談して下さい』
と言われ
先生の前で私が
泣いてしまったことも
ありました…
この頃のことは今思い出しても
娘の心情を考えると泣けてきます
私よりも娘の方が
不安で押し潰されそうだったと
思います
夏休み明けの2学期
そして3学期では
1学期の頃とは打って変わって
見違えるように安定したそうです
・予定変更による癇癪やパニックがなくなる
小学1年生の時は
1週間前くらいから予定変更を
何度も伝えなければならなかったのが
今では前日に伝えれば理解し
予定表が常に手元になくても
当日の朝の会で一度見たら
把握するようになったとのこと
・何でもチャレンジすること
冒頭にあった
娘が決めた2年生で頑張る目標
『頑張れば出来ること』
として担任の先生は
『司会の仕事』を娘に与えたそうです
この『司会の仕事』
私は最初先生から聞いたとき
授業中に何らかの進行をするのかなと
思っていたのですが…
全然違っていて
運動会
学習発表会
この進行役の一部と
学期集会
(各学期末、学期中に出来るようになったことや学んだことを発表する小学部の全体集会です)
の司会全般を任されていました
『えっ?!大丈夫?!』
と思っていたのですが
運動会や学習発表会では
『次のプログラムは生徒会長挨拶です。生徒会長の○○さん、おねがいします』
と進行したり
学期集会では司会進行と
他の生徒さんの発表を聞きながら
スライドショーをパワーポイントで
操作したりと頑張っていました
これ……
本人はもの凄く練習したそうです
担任の先生からは
『練習中、パニックになることは一度もなかったです。モモチちゃん、任されたことは責任を持って最後まで立派に取り組んでくれました!』
と言われました
3学期の学期集会は
練習期間も短くて
集会当日は担任の先生も
サポートしてくれるクラスメイトも
前から欠席と決まっていて
いない状態だったらしく
流石に不安だったのか送迎の車の中や
自宅で何度も練習していました
『ママ、集会の司会するの、聞いててくれる?』
と言って練習していたんです
手元に原稿はなかったので
暗記していたんだと思います
娘が『司会の仕事』をやり遂げたこと
責任感を持って最後まで取り組んだこと
とても嬉しいし、誇りに思います
でもその一方
私は娘の
『頑張れば出来ること』
を見過ごしていたんじゃないかと
とても反省しました…
私は娘が『出来ない!』と
なって自信を失うことを
恐れすぎていたように思います
娘の内面は日々変化すること
それを注視しつつ
娘自身のアップデートに
親である私も
更新し続けなければと
改めて思いました
娘は経験させてもらった
『司会の仕事』を糧に
達成できることの自信を持ち
今の将来の夢は
『アナウンサー』だそうです
長くなってしまいました
最後までお読み下さり
ありがとうございました✨