自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)

軽度知的障害・身体障害のモモチは

4月から特別支援学校 小学3年生です 鉛筆


いいねやコメント

本当にありがとうございます

とても励みになっています


アメンバー承認については

こちらをご覧下さい


特別支援学校での教科学習について

改めて娘の障害の程度をざっくりと

お伝えすると


 

軽度知的障害(R4年8月時点でIQ65)

身体障害(身体障害者手帳 あり)

視覚障害(小児治療用眼鏡 装着)

といった重複障害があります



  学習面


鉛筆国語

国語に関しては1年生の時と同様、書き取りによる暗記は難しい為、先生が作成されたオリジナルの漢字カードを使って読む練習を繰り返し行いました
その後プリント学習や小テストで定着させたとのこと


現時点で小学2年生で習う漢字

240字+小学1年生で習った漢字

80字全ての音読みと訓読みを

ほぼ正しく読むことができる状態


ですが、例えば

『川原(かわら)』や『雨戸(あまど)』等、特有の読み方がある単語は間違えることがあるそうなので、その漢字と単語だけのカードを先生が作って下さり、本人に定着させたということでした



鉛筆算数


二重丸アナログ時計の読み方終了


1時間=60分・1分=60秒や、時間の概念も理解した様子ですが…

『時間のこだわり』が発現してしまい…

現在はそのこだわりを緩和する為に対応中ですタラー

こだわりの詳細はまた後日で…不安


二重丸二桁の足し算引き算は、やはり繰り上がり・繰り下がりで苦戦中


25+10や、38-18は出来るのですが、38+28・40-12等は本人が『難しい』と言って避ける傾向にあるとのこと


算数セットのお金ツールを使ったりして、視覚的にイメージしやすい状態で今後も継続予定


二重丸九九は5の段まで終了


九九も概念から習得できるよう、例えば3枚のお皿に娘が好きそうなファンシーな小さい消しゴムを3個ずつのせて、視覚的にわかりやすく3×3を勉強し、これを5の段まで習得したとのこと




鉛筆図工・音楽


二重丸図工は1年生の時よりも、楽しく取り組むことが出来たそうですニコニコ

自分で描いたキャラクターで物語を作るのがブームとのこと👍


バナナちゃんが育てて、咲いたお花とお友達になるオリジナル物語の絵


二重丸音楽は鍵盤ハーモニカやハンドベルの演奏をコツコツ練習したり、卒業式では卒業生を送る歌を合唱する為、歌詞を全部覚えて練習し、本番ではとても上手に歌えていたと音楽担当の先生から教えて頂きました爆笑



教科学習については

これくらいですかね


他のクラスはわかりませんが

娘のクラスでは

授業時間の45分間は

必ず着席して授業に取り組む時間


休み時間は自由に過ごせる時間


ときっちり決まっています


授業中に出歩いたり

授業以外のことをすると

少し強めに注意されます


先生は

『○○さん、今は国語の時間です』

と目を合わせて静かに伝えていました


これは、将来の就労を見据えて

学年が上がる毎に徹底していく

そうです


休み時間で娘は本を読んだり

トイレ休憩をしたり

クラスメイトや教頭先生と

相撲をしたり(押し出しクイーンらしい笑)

クラスで作ったオリジナルの

すごろくをして楽しんでいた

とのこと


小学1年生の時よりも

小学2年生の時の方が

オン・オフの切り替えが

目に見えてハッキリしていました


教科学習については

支援学校に行くと

勉強が遅れてしまうのではないか?


と、よく周りの親御さんや

義母(ハァ…)から質問されていたのですが


娘の場合は

算数以外の教科については

新学期から小学3年生の授業を

進めるというお話でした


小学3年生からは

生活の教科がなくなり

社会・理科・外国語活動が追加され

6限目がある日は週3日に増えます


そして視覚障害を持つ娘の為に

小学3年生からは

視覚障害を持つ生徒用の教科書を

学校側は用意して下さるそうです

この教科書

私も直接確認させて頂いたのですが

内容は従来のものと一緒で

字が大きめに表記されており

その分ページ数が

多くなっていました


これは

特別支援学校の校長先生が

娘が授業に取り組む様子を直接見て

教科書を読むことに本人が

ストレスを感じるなら

少しでも緩和させてあげた方が

モモチちゃんは快適に

学習できるのではないかと

担任の先生に進言されたそうです


算数については

三角形や四角形

水のかさの単位や

長さを計る問題は

とても楽しかったようで

スルスル吸収していきました


ですが、どうしても

繰り上がり・繰り下がりの

部分が本人的に納得できない

らしくタラー

来年度も引き続き学習する形と

なりました


担任の先生からは

モモチちゃんの場合

算数の計算や九九を

暗記することは可能だと思う…

けれど、それだと本人の身に付かず

将来生活をする中での応用が

できない可能性が高いので

概念の部分からコツコツ土台を

積み上げた方が良い


と言われました


本当にその通りだと思うし

担任の先生は深く娘のことを

理解して下さっていて

感動しました


私自身は教科学習よりも

将来私の手を離れて

自立をする時に生きやすくなるよう

娘には身辺自立を第一に

身に付けて欲しいと

考えています


ですが娘が日々楽しく

特別支援学校へ通学し

毎日学習に取り組み

それが娘の自信となって

積み重なっていくことを

とても嬉しく思っています


最近ではこちらから聞かなくても

その日に勉強した内容を

教えてくれるのですが


『今日は国語でスーホの白い馬の勉強したよ』


『スーホの白い馬?!懐かしい~ママも昔習ったよ!』


『昔?ママ、何年前に習ったの?』


(えっ、ツラ…)……●●年前くらいかなぁ…でも内容覚えてないや』


娘『じゃあモモチが教えてあげる!!』


と言ってドヤ顔で

スーホと白い馬のあらすじを

教えてくれました

(大体合ってました👍馬頭琴…久々すぎる単語でした)


あくまで娘が通う

特別支援学校のカリキュラム

ですが、参考になれば幸いです


長々とすみませんアセアセ

娘の情緒面や生活自立については

また改めて記したいと思います


最後までお読み下さり

ありがとうございました✨