自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)

軽度知的障害・身体障害のモモチは

特別支援学校 小学1年生です 鉛筆


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本当にありがとうございます!

とても励みになっています看板持ち


先日、義実家へ
電話をしたところ
たまたまモモチの従妹ちゃんが
遊びに来ているということで
急遽パソコンを起動し
ビデオ通話をした

従妹ちゃんは
5歳の定型発達児

従妹「幼稚園に鬼が来たんだよ~モモチちゃんのところには来た?

モモチ「学校に来たよ

従妹「何色の鬼が来た?幼稚園には赤鬼が来たよ!

モモチ「モモチのところも赤鬼だった

従妹「一緒だね~怖かった?

モモチ「怖くなかった、やさしい鬼だったよ

みたいな感じで
従妹ちゃんが終始
会話をリードしてくれていて
モモチもおしゃべりが
楽しかった様子

ビデオ通話なので
従妹ちゃんが
こんなこと出来るようになった
あんなこと出来るようになったと
色々披露してくれて
モモチは「すごいねー」と
言いながら拍手をし
和やかに通話は終了した


私がキッチンで夕飯の準備を

していると


ドゴンッハッ


という大きな音が
夫の部屋でしたので
別の部屋にいた夫と一緒に
急いで見に行ったところ
モモチが倒れていた

バランスを崩して
転けちゃったのかなと思い

私「モモチ大丈夫?痛くなかった?

と言いながら起こそうとすると

声を出さずに
涙を流しているモモチ

私「大丈夫?どこが痛かったの??

モモチ「…………できない

私「えっ?

モモチ「モモチ、従妹ちゃんよりおねえさんなのに、スキップできない……



通話の最中

モモチは確かに

従妹ちゃんや義母や

従妹ちゃんのママに

年齢を聞いていた


従妹ちゃんは

スキップをしたり

高くジャンプをしたり

片足立ちを披露して

くれていた


従妹ちゃんより自分が

年上であることを理解し

従妹ちゃんが出来るなら

自分も出来ると思って

試してみたんだろう


試したけど出来なかった

それが悔しくて
でも言い表せなくて
涙が出ているのか

モモチの心の内は
わからないけれど
もしそうなら…と
思うとツラくて
私まで泣きそうになった



私「モモチ、見てみて


と言い

変なスキップを見せる私


夫はすぐに察して

夫「あれ?ママ、スキップ出来てないね

と笑いながらモモチに
話し掛ける

モモチがフフッと
笑ったタイミングで

私「モモチ、ママ大人だけど、苦手なこといっぱいあるよ

と伝えた



この対応は

今考えても

正しくなかったと思う…


モモチがスキップや

片足立ちが出来る日は

おそらく来ない


モモチの脳の構造的に

私達が酩酊状態の時の

バランス感覚で

歩いているようなものだから


いつか必ず

出来ないことが沢山あることに

モモチ自身が

向き合わなければならない時が

来るのもわかっている


でもそれは今なのか


それともまだなのか


正解がわからず

ずっと考えています


知的障害・身体障害・視覚障害


言っても仕方がないのは

重々承知しているけれど


せめて身体障害がなければ


と思わずにはいられない


そんな出来事でした


最後まで暗くて申し訳ない

お読み下さりありがとうございました