自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)
軽度知的障害・身体障害のモモチは
特別支援学校 小学1年生です
いいねやコメント
本当にありがとうございます!
とても励みになっています
先週
特別支援学校の
授業参観があり
私と夫の二人で
参加しました
見学予定の授業は
算数
ですが
担任の先生のご厚意で
朝の会を廊下でひっそり
見学させてもらえました
朝の会では
上着を自分の名前が
書かれたハンガーに掛けて
ランドセルから
連絡帳や歯ブラシセットや水筒
給食時に使うエプロンセット等を
所定の場所に収納した後
着替えをする場所で
作業着(体操服)に着替えてから
机に座り、朝の会が始まります
見ていて驚いたのは
1学期や2学期は
出来ないことに対して
癇癪を起こしていたのに
今では自分一人で出来ないことは
「先生、○○を手伝ってください」
と落ち着いて言えるようになったこと…
先生のお話では
1学期は出来ないことに対して
癇癪やパニックを起こし
時間が経ってから
自分でクールダウンをして
落ち着く状態だったのが
2学期では出来ないことに対して
癇癪を起こしはするけれど
癇癪を起こした理由を
教えてくれるようになり
今では出来ないことや
手伝ってほしいことは
自ら先生へ
サポートをお願い出来るように
なったとのこと
これは支援学校の先生方の
働きかけの賜物だと思います
支援学校は手厚い支援があり
何でもしてくれると
思われがちですが
そんなことは一切なく
モモチの生活自立が進むように
出来ないことがあっても
すぐに手伝ったりはしません
時間が許す限り見守ってくださり
癇癪を起こしても
モモチが落ち着いた頃に
何が出来なかったのか
出来ないことは決して
悪いことではない
練習をしたら
出来るようになる
自分で出来ないと思ったら
先生に手伝って欲しいと
伝えて欲しい
と根気よくモモチに
伝えて下さったそうです
その結果モモチは
出来ないこと=失敗
ではなく
出来ないこと=サポートをお願いする
として癇癪を起こすことなく
先生に具体的なサポートを
お願い出来るようになった…
これはモモチにとって
とても大きな成長だと思いました
子供の成長に関して
どうしても
出来るようになった事象
そのものに目が行きがちになります
私がそうでした
しかし、モモチの場合は
結果よりも
過程を重視すべき子供で
モモチへの適切な声掛けや
行動までの促し方
適切なサポートで
こんなに情緒が安定するのかと
驚きが隠せませんでした
娘には知的障害だけでなく
身体障害もあります
今後、出来るようになることも
もちろん増えると思いますが
出来るようにならないことも
沢山出てくるだろうし
本人がそれを
自覚することも
あると思います
そうなった時に
癇癪を起こさず
周りの人間に
サポートをお願いすること
これは甘やかしなどではなく
将来的に必要なスキルだと
思うので
学校との情報共有を怠らず
自宅でも並行して定着を
促したいです
気を付けたいのは
出来ることは本人にさせる
どうしても出来ないことは
癇癪を起こさせずに
サポートを依頼できるようにする
ここをはき違えないよう
肝に銘じます
長くなってしまったので
授業の様子はまた次回で
最後までお読み下さり
ありがとうございました✨