自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)

軽度知的障害・身体障害のモモチは

特別支援学校 小学1年生です 鉛筆


いいね・コメントありがとうございます

とても励みになっています看板持ち


前記事の続きです

自宅駐車場に着いてからも
癇癪は治まらず
ひたすら本人が落ち着くのを
「無の心」で待っていました

40分くらい経過した頃
ギャン泣きからシクシク泣きに
なってきたタイミングで

不安モモチ、寒いからおうち入ろう?

と聞いたところ頷いたので

モモチを抱っこして
自宅に入りました

だいぶ落ち着いたものの
シクシク泣きは続いていて
おまけに娘が放課後デイや
車の中でしたことを自覚するように
なったみたいで…

ぐすんママ、くるまでバンバンしてごめんなさい

えーん○○(放デイ名)でワーワーいって、ごめんなさい

ぐすんきょうはモモチ、できなかったから…れんらくちょうにモモチは頑張りませんでしたってかいて

……と

その言葉を聞いて私は
泣きそうになりました

誰よりも失敗を恐れて
それを許せないのが
娘の特性なのか性格なのか…

その特性は
とてもしんどいし
生きづらい

まるでかつての自分を
見ているようで…
娘の気持ちが
よくわかりました

ひらめき車の中でバンバンしたのは、モモチが謝ってくれたからいいよ。車でバンバンしたら、モモチも痛いし車も痛いから、もうしないでね

ニコニコ○○(放デイ名)には来週同じことをもう1回させて下さいってお願いしよう!ママ、お願いするね

指差しモモチ頑張って作ってたから、頑張りませんって書かないよ!来週続きを頑張りますって書くね!

頭をフル回転させて
モモチの言葉を受け止めつつ
否定しない言い方を
絞り出していましたタラー

ですが、私の言葉では
まだ納得できなかったらしく
その日の夜も全く同じことを
言いながらシクシク泣いていました


翌日、放課後デイから
直接お電話を頂きました
モモチの様子が心配で
連絡を下さったようです

昨日のモモチの様子を
そのままお伝えし
2点ほどお願いをしました

・来週もう一度同じ課題をさせてほしい

・時間内に課題が終わらなかった時、娘は失敗と捉えてしまうようなので、終わらなかったら自宅で宿題という形にできないか

両方とも放課後デイからは
承諾を得ることができました🆗

翌週
放課後デイの施設へ
入り、先生の顔を見て

しょんぼり先生、まえはさわいでごめんなさい。きょうもういっかいチャレンジしたいです

と、私が伝える前に
きちんと本人が先生に
謝罪の気持ちと要望を
伝えることができました

前もってモモチに
ごめんなさいしてね
とか
こう言うんだよ
という指示は一切
していません

モモチ自身が
悩み、考えて
伝えることができた
本当の気持ちだと
思います

先生は

お父さんいいよいいよ!モモチちゃんの気持ち教えてくれてありがとう。今日もう1回チャレンジしようね

と笑顔で答えてくれて
二人で個別指導のお部屋に
入りました


完成させた
おうちのペーパークラフト
(とお気に入りの消しゴムピクミン)

作りは甘い部分もありますが
先週よりもテキパキ
順序立てて取り組めたそうです



今回、思ったのは


モモチの心は確実に

育っていること


気持ちのコントロールが

上手く出来ず

癇癪に繋がることは

まだまだありますが

時間をかけて

自分の気持ちを消化して

言語化が少しずつできる

ようになったこと

後からでも

自分の行動を見つめ直せる

ようになったのは

彼女の成長だと思います


ただ気がかりなのは

出来なかったこと

失敗したことに対する

恐れが強くなっている

気がすること


これがモモチの自己肯定感を
下げる原因にならないか
心配です。。。

ですが今までは
失敗するからもうやらない
だったのが
失敗したからもう一度チャレンジ
になったのは大きな進歩です

失敗を一切せず
日々を過ごすことは
まず不可能です

成功体験や失敗体験を
繰り返すことで
モモチの心の折り合いを
つけることができるよう
自宅でも、支援学校でも
療育やリハビリでも
働き掛けていきたいと
思います

私自身が気を付けているのは
今までもこれからもずっと
娘に対して

なんで(こんなことも)できないの?

と言わないこと

この言葉は娘の自己肯定感を
下げることしかしない言葉なので…

これだけは自分がどんなに
感情的になろうとも
メンタルが弱ろうとも
今まで言ったことはないし
これからも絶対に
言うことはないと断言します

結局長くなってしまいましたタラー
最後までお読み下さり
ありがとうございました✨

良いお年をお過ごし下さい