おはようございます
本日も、ブログをご覧頂きまして有難うございます
本日の秩父地方は、晴れのち曇りの予報です 天気は下り坂 本日も素敵なお時間をお過ごしください
先日の埼玉新聞に、小鹿野町の2016年に統廃合となった旧町立長若中学校🏫の校庭を住宅🏘️用地に開発する新たな移住・定住施策が掲載されていました
同地での宅地分譲や賃貸住宅建設を検討するための整備事業費は1030万円だそうで、町議会での同行が気になります
学校が無くなった後に、校庭を宅地分譲するのは、整備費用が安くすみそうで良いのですが、若い世代は学校が近くにないため、なかなか厳しいのではないかと思います
かといって、何か再利用するだけの知恵とお金があれば良いのですが、それがこの宅地分譲という事となれば、少し疑問も湧いて参ります
当市についても、少子化により今後の小中学校統合を視野に入れれば、この小鹿野町の取り組みの成り行きを見ておく必要があると思います
本日も天気は良好ですね
素敵な一日をお過ごしください
さて本日は、3/8(水)に実施致しました、秩父市議会3月定例会における私の一般質問🗣について、ご報告をさせて頂きます
今回の一般質問につきましては、中心市街地・地域商店街活性化について、国指定重要文化財(建造物) 内田家住宅について、農業振興についての3点につきまして一般質問を行います。文字数が多くて失礼しますが、お時間のある時にでも、ご覧ください
1.令和4年度市民意識調査について
(1)医療体制整備に向けた市立病院の充実
(2)雇用の促進と労働環境の充実
2.交通安全対策について
(1)交通事故の現状
(2)7歳の交通安全対策
3.西関東連絡道路 長尾根バイパス整備事業について
(1)長尾根バイパスの概況
(2)整備スケジュールと近況
傍聴者の皆さま、本日はお忙しい中、議場にお越し頂きまして、誠に有難うございます。また、インターネット録画中継をご覧の皆様、日頃より、市議会に対しまして、ご関心をお寄せ頂きまして、誠に有難うございます。改めまして、3番 黒澤秀之でございます。最終日、最後の登壇者となりました。秩父に住むすべての人たちが幸せに暮らすことができる、「住んでいてよかったと思える秩父」を実現するため、本日も頑張って参りたいと思いますので宜しくお願い致します。
最初に申し上げさせて頂きますが、今回も一般質問の要点を分かりやすくするために、議長のお許しを得まして、補足資料について傍聴席を含む皆様へ、お配りさせて頂いております。そちらをご覧になりながら、お聞き頂ければと思います。宜しくお願い致します。
早速ですが今回の一般質問につきましては、令和4年度市民意識調査について、交通安全対策について、西関東連絡道路 長尾根バイパス整備事業についての3点につきまして一般質問をさせて頂きます。
まず、1. 令和4年度市民意識調査について伺います。
令和4年度市民意識調査につきましては、令和4年9月に無作為に抽出した市民約2000人へ調査票を配布し、ご回答を得たものであります。
その目的は、ご存じのとおり、行政が行うサービスについて市民の皆さんが、何が重要でどのくらい満足しているのか。言い換えますと、秩父市に住んでいる市民の皆さまの目線において、行政サービスの課題抽出を行うものであります。
これまでにも、市民を対象とした調査は行われておりまして、平成21年度から平成26年度までの5年間。1年飛んで平成28年度の6回は、市民満足度調査と言う形で実施されておりました。そして、令和元年には、第2次秩父市総合振興計画の前期基本計画が終了することを受け、後期基本計画の策定のために実施されております。令和になってからは、名称を市民意識調査という形で実施されております。
調査の内容は、雇用環境から始まり、産業振興、地域医療環境、各種社会福祉、健康支援、子育て支援、教育環境、生涯学習、生活衛生環境、文化体育の振興、防犯防災、公共インフラ、少子高齢化に伴う地方創生、行財政改革と行政が行うすべてのサービスについてであります。
今回の市民意識調査の傾向について触れますと、このような結果になります。
ご提示しておりますグラフは、令和元年度の調査と比べ、今回の調査がどのように変化したものかをグラフ化したものであります。
市民の満足度を縦軸、施策の重要度を横軸にとり、クロス分析を行った結果について示したものであります。4年前の令和元年度に実施した市民意識調査と比較できるよう、令和元年度の結果を青丸で表示し、今回の結果を赤丸で、その変化を矢印にて表しており、皆さんの意識がどのように変わったのかを確認することができます。
そして、グラフを4等分して、各ゾーンを維持ゾーンA、抑制ゾーンB、成果向上ゾーンC、重点化ゾーンDと称し、今後の施策の展開に活用していくものであります。
傾向について触れますと、令和元年度の調査から令和4年度の調査までの期間に、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行があったためか、各項目の数値も大きく変化しております。矢印が長いものほど、変化が大きいことを示しています。
総じて、満足度については全体的に減少しております。重要度につきましては、相対的にどれが重要かという観点で見ると、行政サービスの重要度の変化(優先度)は、あまり変わらないようにも取れます。
話しを戻しまして、質問に入ります。前回の市民意識調査は、令和元年度に第2次秩父市総合振興計画の後期計画策定に伴い実施されたものでありますが、直近では、そのような基本計画の策定、改定はありません。改めて今回の市民意識調査の目的と、これらの集計結果を踏まえ、全体的な市の所感について伺いたいと思います。
続きまして大きな項目2の交通安全対策について伺います。
令和3年 交通安全白書によれば、令和2年中の交通事故発生件数は30万9,178件で,これによる死者数は2,839人。負傷者数は36万9,476人であり、負傷者数のうち重傷者数は2万7,774人(7.5%)、軽傷者数は34万1,702人(91.8%)とのことです。
交通事故発生件数及び負傷者数は16年連続で減少したほか、死者数も減少傾向にあり、現行の交通事故統計を取り始めた昭和23年以降で、最も少なかった前年を更に下回っております。
年齢別の交通事故死者数を見てみますと、65歳以上の高齢者が1,596人であり、その占める割合は全体の56.2%と高い状況にあります。
次に状態別で見てみますと、歩行中(1,002人,構成率35.3%)が最も多く,次いで自動車乗車中(882人,構成率31.1%)が多くなっており、両者を合わせると全体の66.4%を占めております。
※交通事故発生件数は減少傾向にあり、統計上過去最低値まで減っている。
※高齢者の交通事故死者数が56%(半数以上)
※どのような状態で、交通事故で亡くなるかは、歩行中と乗車中が65%である。
このような全国的な交通安全に関する統計を踏まえ、質問(1)についてですが、当市(秩父警察署及び、小鹿野警察署管内)における、近年の交通事故の現状について伺います。
次に(2)、7歳(小学1年生)の交通安全対策について伺います。
交通白書によりますと、交通事故による死者数の状態別では、前述のとおり、歩行中が最も多い結果となっております。歩行中の交通事故における死傷者数を年齢別に見てみますと、過去2000年からの統計結果では、7歳(小学1年生)の割合が大変に多い状況であることが分かります。
そして、その7歳の交通死傷者数の状態別では、交通事故総合分析センター(2020年)の調べによれば、道路の横断中による事故が7割を超える状況となっております。
この7歳(小学1年生)の交通事故における死傷者が多い原因として挙げられることとしては、
【理由1】行動範囲が一気に広がる
【理由2】衝動的な行動をしがち
【理由3 】「危険」の予測が難しい
等があげられているようであります。
なぜ横断中なのかでありますが、その背景には、「道路を“安全に”横断する」ためには複数の動作が必要だということ。そしてこの年頃の子どもにとってそれを実践するのが非常に難しいことが関係しているのではないかと、専門家は指摘しております。
そこで(2)の質問ですが、7歳(小学1年生)は、学校就学に伴い行動範囲も変わります。親元を離れ、ひとりで道路を渡らなければならないこともあります。7歳(小学1年生)の交通安全対策として教育の現場で何ができるのか。市としての対応を伺います。
続きまして大きな項目3の西関東連絡道路 長尾根バイパス整備事業について伺います。
埼玉県のHPによれば、長尾根バイパスは、秩父市蒔田地内で国道299号と交差する上蒔田交差点を起点とし、長尾根丘陵の下をトンネルでもぐり、秩父市寺尾地内に至る延長約4kmの道路です。
皆野秩父バイパスと同じく、地域高規格道路である西関東連絡道路として整備することから、一般道との平面交差を避けるため、一般部では盛土または橋梁の構造となり、トンネルも1km程度となります。
幅員は、一般部は路肩を含め全幅員8.0m、トンネル部は片側に歩道を計画しているため全幅員10.0mです。歩道は、国道299号からアクセス道路やトンネルを経由し、寺尾地内の県道秩父荒川線まで接続します。資料参照
昨年、3月には、私もすべて参加致しましたが、上蒔田、田村、上寺尾町会において住民説明会も開催されております。そして今月には、更に設計が完了した長尾根バイパスの住民説明会も開催されると聞いております。質問ですが、長尾根バイパス整備事業の現在の状況とスケジュール、近況について伺います。
以上、檀上におきましては、大きく3点につきまして質問をさせて頂きました。追加の質問は、質問席にてお伺い致します。ご答弁の程、宜しくお願い致します。