南国の匂いを思わせる早朝のアランとの散歩…12年間の出来事…今日が最後…寂しさと悲しみで胸が痛む。


ついにその時間が来た…しっぽを振って助手席に座る…郊外のアランを譲り受けた一軒家に向かって走る。


そのブリーダーの方は,キャバリア専門の方で家に10匹以上いる…素晴らしい方でキャバリアを売る事は一切しない…受け入れ先の人格と紹介者の信用出来る方しか譲り受ける事は出来ない…犬を販売するなど許せない素晴らしいブリーダーの方である。


事情を説明したら、アランの引き取りを心良く受けてくれる事になった。


その時が来た…他の犬とジャレあっている間に僕は背を向けた…耐えられない悲しみが胸によぎり、挨拶もそこそこに車中に…涙が溢れ悲しみでいっぱい…今もアランの事が頭によぎる。


アラン…ごめんね…パパも辛い!


次は…ママだ。