ひとりの伝説の娼婦の話

ノンフィクション…ドキュメンタリー映画である…。

横浜の奥深い底辺の人にしか理解しにくいが…
たまらなく切なくやり切れない思いに溢れている…

心温まる…優しい…感動させられる…60年間の現実の話である…。

映りこそしてないが…実はリアルタイムで画面の真っ只中の隅々に僕が存在しているのです!

終戦後の街の混乱期…店…建物…街の写り変わり…
画面に出てくる語り部は知人でもあるのだから
驚きです…!

僕もその底辺に存在した人物です。

夜の街で働いていた18歳の頃の僕は…毎日のように街でメリーさんに出会いました…。

その当時のまま60年間を過ごしたメリーさんには驚きです…。

実力もあり夢を実現出来ず世の中の片隅で人生を終える方々が多いなか…

僕の人生は奇跡だと思ってます…。

それにしても…登場人物の優しい人達…そして歌で感動させる歌手…。

最後の場面の年老いたメリーさんの化粧もしない…初めて見る素顔の美しさには感動…

手を繋いで去っていく姿には…子供のように…清々しく幸せいっぱいのメリーさんに見えました。

感動…そして合掌…!