少年時代の、ちょっとした出来事が、大変大きな恩返しになる事がある。

アメリカの石油王のロバートヒューズが周りに何も無いガソリンスタンドで、飲み物を買うのに、小銭が無く近くにいた女性に25セントをお願いしたら気持ち良くくれた…。

名前だけは聞いといた…。

ヒューズはそれを忘れず亡くなる遺言に、何万ドルを彼女に残した。

僕の話になるが、20代の頃東宝映画の専属俳優の頃、僕の主役の映画にエキストラで、何回かアルバイトで共演した、身体の大きな外国の青年がいた。

何回か共演…その都度、おっちょこちょいの僕は英語の勉強にもなると思い、昼食になると、撮影所のレストランに誘いご馳走したらしい…。

それから何年後…。

僕に会いたがってる外国人がいるとの事…。

誰?…。

アディダスの社員が言うので…事務所に来て下さいと誘う…。

大きな身体の外国人が3人その他日本人が2人…。

会話が進み、日本に柔道留学してる頃、何度もご馳走になり、僕が恩人だと言う…。

僕は余り覚えていない…。

そして日本の方が、この方はアディダスの会長です、そしてこの友人は、プロサッカー選手の、ベッケンバウアーさんです…。

僕…一瞬、何が起こったか…理解出来ない…。

意識しない何気ない行動で恩人と言われる。

世の中そんなものかも。

僕の少年時代は食べ物が少なかったので、思い起こすと、食べ物に関する思い出と恩人は沢山あります…。

チャンスがあればまた話したいと思います…。

次は食パンの耳の話など…。

世界のアディダスと食パンの話しじゃ、セコすぎ、もっと面白い話しないの?

しちれいしました〜。