みなさん
こんにちは
今回は私の勉強法についてです。
行政書士の勉強範囲は大変多いです。
しかし、覚えることができない範囲ではありません。
法律初学者の場合、平均勉強時間が1000時間とあり、私の場合4月から試験日まで7か月。
日曜日は気分転換に空けており、週6日、一日4時間の勉強時間をまず確保できるよう心がけました。
では次の問題です。
真正面からすべての問題を解いていては膨大な時間がかかることが容易にわかりました。
1000時間では、十分に勉強できない可能性がありました。
平均勉強時間ってなんやねんと思いながら。
下記の勉強法になりました。
■ 飽きるほど問題を解く
1、エビングハウスの忘却曲線
エビングハウスの忘却曲線というのを聞いたことがあるかもしれません。
人間の記憶は、20分後に42%、1時間後に56%、1日後に74%、1週間後77%、1ケ月後79%が忘れてしまうという実験の結果がでています。
つまり、今勉強したことは一時間経てば半分忘れ、明日になれば、4分の3程が忘れられていきます。
今日勉強して、一週間後に復習すれば約20%程度しか復習にならず、80%が新しい記憶として認識されていきます。
これを続けていても効率が悪いのは必至です(2回目の復習で36%、3回目の復習で49%)。
そこで、私の場合、同じ問題を短時間に3回解くようにしています。
今、20分後、1時間後。
このくらいのサイクルですね。
もし、授業を受けていた場合、その日の内に3回は問題集を解きます。
解くたびに問題の論点のみが頭にインプットされていきます。
3回目に至っては、「もう、知ってるって。被保佐人の問題で、「事理を弁識する能力が不十分である者」ここが「被補助人」のことを言ってるから違っているんでしょ。」といったことになります。
この状態になれば完璧に覚えていますね。
各問題の論点のみ絞り込めてます。
これで終了!もう完璧に覚えた!!
とならないのが勉強ですね。
次第に忘れていきます。
4回目は翌日に復習します。
5回目はその一週間後。
これで5回転しました。
この時点で残念ながら覚えていない箇所があったりします(このとき覚えられなかったところは試験まで覚えれなかった問題もあります。。。)。
次は覚えていない箇所を、上記の一週間サイクルで5回転していきます。
これを繰り返すことにより、苦手な問題ばかり繰り返し解き、(嫌になってきますが)記憶に定着しやすくなっていきます。
※何度しても覚えられない場合、問題を理解できていないかもしれません。
そのときはテキストを読む若しくは誰かに聞きましょう。
全体の復習はひと月に一回するかどうかでした。
ここで、また忘れている問題をピックアップして覚えていきます。
民法と行政法、憲法を中心に上記のやり方で進めていきました。
飽きやすいですが、簡単で効果てきめんなので是非お試しください。
では次回もよろしくお願いします。