みなさん

 

こんにちは。

 

今回から「親族・相続」を見ていきましょう。

 

親族相続のポイントですが、以下の点に注意しましょう。

 

1、 言葉の定義をしっかり押さえる(○○親等・親族及び姻族・普通養子及び特別養子等)

2、 テキストに載っている内容だけしっかりと覚える。

3、 数値、日数は覚える(記述対策)。

 

1、 言葉の定義をしっかり押さえる

ここは非常に重要ですね。

親族の範囲(725条)

① 6親等内の血族

② 配偶者

③ 3親等内の姻族

 

ここで「親族」の定義があります。

注目は③ですね。

配偶者の親等は親族にあたります。

 

ここで次の条文(877条)

扶養義務を負うのは、「配偶者(民法752条)・直系血族・兄弟姉妹(同877条1項)」です。
特別の事情がある場合には家裁の審判によって三親等内の親族が扶養義務を負うことがあります。(同2項)

 

※具体的にしますと、特別の事情があれば、配偶者の叔父や叔母まで扶養義務が発生する場合があります。

個別条文だけ丸覚えするより、725条で親族の定義をしっかり押さえておくことで877条2項の「親族」が具体化されます。

このほうが記憶に定着がしやすいですし、叔父叔母まで面倒をみると覚えておけば、そこから3親等を思い出せる可能性もあります。

 

2、テキストに載っている内容だけ覚える。

親族相続の条文は約300条程度あります。

民法全体の三分の一弱ですね。

行政書士試験では9問の内2~3問。

そのうち頻出の問題も限られています。

ここは条文を読むより、テキストに抜粋されている所を中心に勉強しましょう。

 

3、数値、日数は覚える(記述対策)。

近年、親族相続からも記述問題が出題されます。

期間や日数等もしっかり押さえていきましょう。

 

 

親族相続の前置きはこのくらいです。

次から中身を見ていきましょう。

 

次回もよろしくお願いします。