西野カナどんは、あまりにもピッチとリズムが安定しすぎているので、
自分でレコーディングを経験したことがある人なら、口パクではないと
判断できますが、普通のリスナーの人たちから非常に多くの口パク疑惑を
かけられ、『西野カナ 口パク』 というキーワードでクロロのブログが度々
訪問されてしまう状態なのです。 能力が高すぎて逆に評価されない。
かなりもったいないと思うので、そろそろもっと難しいマイクに変更すべき
時期が来たのではないだろうか。 カナどんは7年間、ゼンハイザー社の
「SKM 5200」トランスミッターと「MD 5235」カーディオイド・ダイナミック・
カプセルという組み合わせの純白特注バージョンを、ワンマン・ライヴで
使い続けてきた。 ここまで同じマイマイクにこだわり続けるアーティストは、
日本では他にいないでしょう。 かといって、他のメーカーに乗り換えるに
しても、ゼンハイザー以上のクオリティーを実現できるワイヤレス・マイクの
メーカーがほとんどないので、ぜひともカナどんには、ゼンハイザーの最新
デジタル・ワイヤレス「SKM 9000」に、コンデンサーのカプセルヘッドを
装着したものを導入してほしいと思う。 ゼンハイザーの子会社ノイマンの
新型のコンデンサー・カプセル「KK 204 & 205」は SKM 9000 と互換性
があるし、デンマークの DPA Microphones の「d:facto II」は、様々な
メーカーのトランスミッターに装着可能なアダプターが付属しています。
もしくは、アメリカの TELEFUNKEN Elektroakustik の「M81」ダイナミック
のワイヤレス用カプセルを、福山雅治さんなどが使用しているハイブリッド・
デジタルの Lectrosonics 社製「HH」に装着するか、ソニーのデジタル・
ワイヤレス・トランスミッターと組み合わせるのも、極めて斬新で素晴らしい。
Telefunken のダイナミックで、この使い方を実践したミュージシャンは、
クロロが知るかぎりまだ日本国内にはいないので、ぜひ挑戦してほしい
とにかく、カナどんには新たなチャレンジが求められていると思います。
イヤモニはアルティメットイヤーズのままで文句ないので、そのほかの要素で
なにか新しいチャレンジに取り組んでくれることを、願っておりまするぞ♪