下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【21】
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mixi日記2019年01月07日から
【あり おり の違いについて。】2019/01/07
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===========引用開始
あり おり の違いについて。
①勝手口のドアはいつも施錠してあり、そこからは誰も家には入れません。
②勝手口のドアはいつも施錠しており、そこからは誰も家には入れません。
この2つの日本語の違いについてどちらが正しいか、またどう違うのか教えてください。
よろしくお願いします。
===========引用終了
考えやすくするため、それぞれを2つの文に分けてみます。
①’勝手口のドアはいつも施錠してあります。(そのため、)そこからは誰も家には入れません。
②’勝手口のドアはいつも施錠しています。(そのため、)そこからは誰も家には入れません。
①’と②’がどう違うか?
ほぼ同じでしょうね。わずかな違いをあげるなら、②’のほうがほんの少しだけ不自然かもしれません。主語を明記して「②’’その家の人は、勝手口のドアはいつも施錠しています。(そのため、)そこからは誰も家には入れません。」なら自然に感じます。ということは、「②’’’勝手口のドアはいつも施錠【されて】います。」とするべきなのかもしれません。
でも、②’でもさほど不自然ではないので、気にすることはないでしょう。
②’を一文にしようとするとき、「勝手口のドアはいつも施錠してい、そこからは〜」にはしにくいので、下記のような形になります。
②勝手口のドアはいつも施錠しており、そこからは誰も家には入れません。
③勝手口のドアはいつも施錠していて、そこからは誰も家には入れません。
どちらを使っても同じ意味です。しかし、②と③のどちらを使うかという話なら、当方は迷わず③を使います。②が古くさく感じられるからです。ただし、年配の方なら②を好むでしょう。それは個人の自由です。意味は変わりませんから。
以前、こういう用法(中止法の「おり」)の話で長いやり取りになったことがあります。
【相手の行為に「おる」を使えるのか。】
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当方のコメントはNo.6です。信頼できる大家が、[ニュートラルな用法]と明記しているとおりだと思います。
またゲンナリな展開になるかもしれない……と思うとコメントする気持ちがなえる。