「すこぶる」 辞書 | tobiの日本語ブログ それ以上は言葉の神様に訊いてください

tobiの日本語ブログ それ以上は言葉の神様に訊いてください

 フリーランスの編集者兼ライターです。
 主として日本語関係のことを書いています。

 mixi日記2016年10月17日から。
 先ほど、テレビ番組の『ネプリーグ』で林修先生が漢字問題の「すこぶる」を「頗る」と即答した。サスガ。ついでに、意味は「まあまあ」だと明言した。共演者は「非常に」だと思っていた、とざわついた。当方はテレビの前で青ざめた。
 知らなかった。
 でもそうなると「すこぶるつき」の意味はどうなるんだ?
 辞書をひいてみた。
https://kotobank.jp/word/%E9%A0%97%E3%82%8B-541549#E3.83.87.E3.82.B8.E3.82.BF.E3.83.AB.E5.A4.A7.E8.BE.9E.E6.B3.89
==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
すこぶる【×頗る】

[副]
1 程度がはなはだしいさま。非常に。たいそう。「頗る愉快だ」「頗る迷惑な話」
2 少し。いささか。
「泉の色―黄ばみたり」〈今昔・三一・一三〉
==============引用終了


「2 少し。いささか」の意味は例文を見る限りは古典限定?
 もし両方いきているとしたら、「すこぶる面白い」はどういう意味。こんな言葉は例によって使えない(泣)。

 なおも調べる。
http://gogen-allguide.com/su/sukoburu.html

 そうか「少し」と同語根か。そりゃ本来は「少し」だったんだろうな。でも〈中世以降、「大いに」「かなり」などの意味に変化した〉のなら、現代ではこっち限定? わからん(泣)。


#日本語 #敬語 #誤用 #慣用句
 #言葉 #問題 #間違い #二重敬語
#日本語 #敬語 #誤用 #慣用句 #言葉 #問題 #間違い #二重敬語 



語学(日本語) ブログランキングへ