質問の内容。
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「くらい(意味:およその程度)」と「ほど(意味(1):程度,意味(2):比較する基準)」という副助詞があるのですが、例えば"泣きたいほど,泣きたいくらい"という文を書きたかったらこの分でのほど、くらいは副助詞ですか?
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No.1
- 回答者:1311tobi 回答日時:2014/01/16 23:10
「泣きたいほど」「泣きたいくらい」の「ほど」「くらい」は副助詞でしょう。
入れ替えができない場合もありますが、この場合はどちらでもOKで、ほぼ同じ意味です。
詳しくは下記をご参照ください。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/thsrs/17169/m0u …
「泣くほどのことではない」は「くらい」にはできません。
「泣くくらい悔しいなら、もっと頑張りなさい」は「ほど」にはできません。
※これは「ほど」にできそうだな(泣)。
「名前くらい書ける」は「名前ほど書ける」にはできません。
さらに詳しくは、下記をご参照ください。
【「ほど」 「ぐらい」 「くらい」】☆日本語教師☆
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-1374. …
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ここで「1」の例題に戻る。
1)彼( )の人物がなぜそんなことをしでかしたのだろう。→ほど
2)彼女に振られた( )で、そんなに落ち込むなよ。→くらい
3)そんなことができるのは君( )だ。→くらい
4)話したいことは山( )あるけど、時間がない。→ほど
1)は「ほど」の「1」だろう。これは「くらい」にできない。
2)は「くらい」の[2]だろう。これは「ほど」にできない。
3)は「くらい」の??だろう。これは「ほど」にできない。
「この理論を理解できるのは日本では◯◯博士くらいだ」もこれと同じ用法だろう。Web辞書にはない用例になる。
4)は「ほど」の「1」だろうか? これがなぜ「くらい」にできないのかは謎。
こうやって「ほど」「くらい」の辞書の意味をひとつずつ検証して入れ替えができるかできないかを考えていけば、もう少しハッキリするかもしれない。
もはや学者の仕事?
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