【つまらんダジャレは嫌いだぁ!シリーズ】 お品書き
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下記の仲間。
日本語アレコレの索引(日々増殖中)【16】
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話が微妙に錯綜していて、説明するのがメンドーになった。(←オイ!)
勝手にリンクを張ります。(←オ~イ!)
逆鱗にふれたら、ちびりながら泣きます。(←オ~~~~イ!)
実は、もうひとつ微妙なネタの引用に関して交渉中で……。
それに比べれば、これは何も問題がない(はず)。
そもそも、FBとかに書き込むというのは、世界に発信しているんだから、リンクフリーのはず。
だって、これは絵がないと説明できないし。ヒトサマの絵を拝借するのは気を使うし。
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そもそものネタが、「発破」と「葉っぱ」をかけている。しかも「かける」を宣言しての掛け言葉だからお見事。
ただ、「爆薬」の意味の「発破」はもう死語って気がする。たぶんそこから派生した「発破をかける」だって、もう長いこと聞いてない。年単位じゃないような。
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==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
はっ‐ぱ【発破】
爆薬を仕掛けて岩石などを爆破すること。また、その爆薬。
==============引用終了
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==============引用開始
デジタル大辞泉の解説
発破(はっぱ)を掛・ける
強い言葉で激励したり、気合いを入れたりする。「選手に―・ける」
==============引用終了
で、書き手は「発破をかける」を「檄を飛ばす」の意味で使っているらしい。これはもうグレーゾーンでしょうね。高島俊男先生が、ずいぶん書いていたけど、もうダメなんだろう。
【よくある誤用10──もはや誤用とは言えない ごぼう抜き 檄を飛ばす 白羽の矢が立つ】
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■檄を飛ばす
スポーツの試合で、ベンチの監督や控えの選手が指示や応援の声をかけることを「檄を飛ばす」などと言います。これは二重の意味で誤用です。これを「誤用」とする指摘は結構見るかもしれません。下記の辞書も「誤用」にしています。
■Web辞書『大辞泉』から
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================================引用開始
げき【×檄】
1 古代中国で、召集または説諭の文書。木札を用いたという。めしぶみ。さとしぶみ。
2 自分の考えや主張を述べて大衆に行動を促す文書。檄文。ふれぶみ。
◆誤用が定着して、励ますこと、また、励ましの言葉や文書の意味でも用いる。
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================================引用開始
檄(げき)を飛(と)ば・す
自分の主張や考えを広く人々に知らせる。また、それによって人々に決起を促したりする。
◆誤用が定着して「がんばれと励ます」「激励する文書を送る」という意味でも用いられる。文化庁が発表した平成19年度「国語に関する世論調査」では、本来の意味である「自分の主張や考えを、広く人々に知らせて同意を求めること」で使う人が19.3パーセント、間違った意味「元気のない者に刺激を与えて活気づけること」で使う人が72.9パーセントという逆転した結果が出ている。
================================引用終了
辞書の「檄を飛ばす」の説明は言葉足らずです。
「檄」(「檄文」もほぼ同義)は、大衆の決起などを促すための文書のことで、木札に書き記しました。木編がついているのはそのせいでしょう。「檄を飛ばす」は、その「檄」を各地に送ることを言いました。「檄」を使わずに、各地に送りもせずに、単に「自分の主張や考えを広く人々に知らせる」ことを「檄を飛ばす」というのは相当ヘンです。
現代の用法に戻って……。たとえば「維新の会」の代表が、地方の同士に決起を促す手紙を書けば、これは「檄を飛ばす」でしょう。
ベンチからの声援は、当然文書ではありませんし、決起も促していません。「激励」の「激」と「檄」を勘違いして使いはじめたのではないかと……。
とはいえ、「檄を飛ばす」は新聞などでもよく目にします。たいていは、「活を入れる」「声援を送る」の意味です。
【追記】
ひとつ書き落としてました。
「Tレックスと坊主のドラマ」は、ティラノ(寺の)つながりです。